2004/6月ー3

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6月16日(水)

浴衣 byFAP

突然だが、寝巻きとして浴衣を着始めた。

事の起こりはこうだ。

その日、俺は適当にネットを巡回していた。
その時、ある考えが頭に浮かんだ。

『浴衣で過ごしてぇ』

事の起こり終了。

思いつきだ。
4行も消費する程の理由ではない。

さて、思いついたはいいが、
問題は浴衣だ。

去年の6月、俺は甚平を買った。
それはこのサイトを観ていた方ならば
知っているだろう。多分。

だがその甚平、日記には書かなかったが
微妙に値段が高いくせに生地が良くなかった。
買う時は生地を触ってみて
『まあ、こんなもんだろ』と思ったのだが、
着てみるとアラびっくり。
どうにも着心地が悪いのだ。

結局、その甚平は早々に封印された。
さらば2,900円の甚平。

そんなわけで、寝巻きは生地が重要だ。
浴衣を着るのはいいが、寝巻きに適した
生地でなければならない。

しかし、どういった生地がいいのか見当がつかない。
俺のイメージする浴衣の生地は、旅館などで着る
湯上りに似合うようなあの浴衣の生地だ。
というか旅館の浴衣が欲しい。

そういった寝巻きの浴衣って
そこらの店で普通に売っているのだろうか。
謎だ。
軽く壁にぶち当たる。

とりあえず親に聞いてみた。

俺 「寝巻き用の浴衣ってどこにあると思う?」

母 「確かウチにあったわよ」

問題解決。


そんなわけで、ウチにあった
女性用寝巻き浴衣(何故か新品)を着ている。

さすがに寝巻き用だけあって、着心地はいい。
ただ女性用のためか、袖が少々短いのは戴けない。
そのうち男性用寝巻き浴衣を買おうと思う。

しかし、着てみて思ったのだが、俺が浴衣を着た姿は
どこかエセ日本人っぽい感じがする。
外国人が浴衣を着た、エセ日本人的雰囲気よりも
更にエセ日本人っぽい雰囲気。
俺、正真正銘純血の日本人なのに。

家族からは「病人っぽい」と言われる始末。

不遇だ。
確かに病院で浴衣みたいの着るけど。

これもみんな、日本人が浴衣を日常的に
着なくなったせいだ。
ちくしょう。
浴衣、過ごしやすいのにっ…!

外罰的になっても状況は変わらない。
必要なのは「慣れ」だ。
家族に『俺 = 浴衣』というイメージを定着させ、
この状況に慣れさせるしかない。

状況に慣れない、時々ウチに来る友人達。
彼等は俺が「日本文化かぶれ」である事を
理解しているので、さほど問題にはならないだろう。
かぶれかよ俺。

ともかく、エセの雰囲気は慣れと人柄でカバーできる。
問題解決。オールグリーン。

今年の夏は、浴衣でキマリだ。



byKTA

寝巻きか・・・確かに旅館の浴衣は好きだが
俺寝るとき、パンツとシャツだけだからな
昔はパジャマも着てたんだが
気に入ってたパジャマを母に勝手に捨てられてから
着なくなったんだよなぁたしか、
あのパジャマ以外も着てみたけど
どうにも落ち着かなくて寝づらくてさ・・・
って事で俺は今年の夏もパンツ&シャツで決まりだ

 


6月18日(金)

子供とインターネット byFAP

子供にインターネットは、百害あって一利なしだ。
いや、一利くらいはあるかもしれないが、
それ以上にデメリットの方が遥かに大きい。
ネットというものは非常に危険な場所だ。

匿名であるが故に人間の本音が表れ、
至る所に罵詈雑言が溢れている。

ネットの法整備が整えられていないため、
犯罪まがいの情報も容易く手に入れることができる。

同趣味、同意見の人間が集まることが
現実世界よりも容易なため、
独自のコミュニティが生まれやすい。
それにより、偏った知識や常識に
傾倒する可能性がある。

このような場所に、まだ精神が未熟で好奇心旺盛な
子供を放り出したら一体どうなるだろうか。
答えは火を見るより明らかである。

ネットがなくても子供は困らない。
無理して子供のうちからネットや
コンピュータを使わせる必要はあるのだろうか。
甚だ疑問である。

それでも「使わせたい」と言うのなら、
親がキチンと管理するべきである。

しかし現実は斯くも無残なものだ。

子どものネット利用、多くの親が放任(Yahoo!)
>調査結果によると、インターネットを利用した経験のある子どもは、
>小学5年で68・5%、中学2年では80・4%にのぼった。
>子どもが家庭でネットを利用する時に、
>親として管理しているかどうかをたずねたところ、親の46・8%が
>何もせず、自由に使わせている」と回答。
>同じ質問を子どもにしたところ、「自由に使わせてくれる」との回答は
>67・4%に上り、子どもと親の認識の差も明らかになった。

このように、現実では子供の多くが野放しだ。
「子供の自主性を大事にしたいから、自由にしたい」
という考えは非常に間違った考え方だ。
自由と野放しはまったく違う。

そしてこういった子供達が今、
ネットで問題になっている。

ぱどタウンというものがある。

ぱどタウンとは "ぱど"が運営する、実際の地域を
モデルにしたインターネット内のバーチャルタウンだ。
ぱどタウンガイドには、
>新しい仲間と出会ったり、お得な街ネタをゲットしたりと
>楽しいことがいっぱいのコミュニティ・サイトです

とも書いてある。

これだけ見れば聞こえはいいが、実際は
低年齢者が多いためか常識から遥かに乖離した
一種独自の文化を有したサイト集合体である。

読冊日記の6月14日以降の日記 を見てもらいたい。
ぱどタウンというものが、どれだけ独自の文化を
持っているかがよくわかるだろう。
ちなみに俺は、これを読んでいて頭が痛くなった。

そして彼等、ぱどタウンの小・中学生達は、
一般的ネチケットや常識がなく、
精神が未熟で抑制が効かない集団のため
ネット上でも数々の問題を起こしている。
(今回リンクしたサイトに書いてある
Wiki乗っ取り問題や、 画像直リンク問題など)

子供にネットを使わせるのは、止めておいた方がいい。
精神的にも、社会的にもそれは言える。

焦る必要はない。
ネットを使わせるのは高校生か
大学生くらいからでも充分である。





byKTA

確かに、ネットの世界は危険が一杯だ、でも
 >子供に使わせるのは止めておいた方がいい
と言うのはどうかと思う

情報を得て学ぶと言う観点から言えば得るものは多い
たしかに、偏った知識や
まだ知る必要の無い知識もあるだろう
それでも、知りたいと思う気持は何も悪くない

善悪の区別がつかないほどの
小さい子、と言うなら話は別だが
小学校高学年、中学生の年でそれが出来ていなければ
はっきり言ってしまえば
人間として欠陥があるとしか思えない

悪い知識と言うものは無い
悪いのはそれを悪用しようとする人格だ

ただ、ネットの匿名のコミニティと言えども
正体が分からないだけで、画面の向うには人間がいる
だから、最低限のルールは守らせなければいけない
でも、それはリアルの世界でも同じだろ?

子供はそれがわからない
じゃあ、誰かがそれを教えてやればいいだけだ
危険が多いから使わせない、という考え方は
違うんじゃないか?

ま、その大前提には親が
最低限の人間のマナーと善悪の判断って奴を
教えていることが必須条件なのだが

そもそも、大人でもそれが出来ない奴が
大勢居ると言うのも事実なのだけれども


俺の言っている事は理想論で
今の現状はFAPの書いたように、野放し状態
匿名であるがゆえに罵詈雑言に溢れているのも事実
まず子供より先に、大人が変わっていかなければ
何も変わらないままなんだろうなぁ

 


6月19日(土)

前日のKTAへのレス byFAP

> 情報を得て学ぶと言う観点から言えば得るものは多い
> たしかに、偏った知識や
> まだ知る必要の無い知識もあるだろう
> それでも、知りたいと思う気持は何も悪くない

俺もその通りだと思う。
しかし、知識を得る手段はネットである必要はない。
ネットがなくても知識の取得は充分可能だ。

> 善悪の区別がつかないほどの
> 小さい子、と言うなら話は別だが
> 小学校高学年、中学生の年でそれが出来ていなければ
> はっきり言ってしまえば
> 人間として欠陥があるとしか思えない

確かに、善悪の区別はついていると思う。
しかし善悪の区別がついていれば、
悪いことをしないというわけではない。
現在起きている犯罪のほとんどが、
容疑者が「悪」と知りつつ犯してしまった犯罪ばかりだ。
『善悪の区別』だけでは足りない。
『モラル』と『理性』も大事なのだ。

小・中学校生の精神は不安定で、
色々なものに影響を受けやすい多感な時期だ。
「朱に交われば赤くなる」という諺があるように、
混沌としたネットの世界に浸かってしまうと、
今までの善悪の区別やモラル・常識が
崩壊する可能性がある。

> 子供はそれがわからない
> じゃあ、誰かがそれを教えてやればいいだけだ
> 危険が多いから使わせない、という考え方は
> 違うんじゃないか?

それに関しては日記で既にこう述べている。

> それでも「使わせたい」と言うのなら、
> 親がキチンと管理するべきである。


つまり、親の監視下のもとでネットをさせ、
間違った情報(常識)があったり、
間違った行動を子供が取ろうとした時に
「なぜそれが悪いことなのか」を子供に説明できる
環境下であるなら良い、ということだ。
これはネットだけではなく、他の情報メディアに対しても
同じ事が言えると思う。
(というより、基本的に教育とはこういうものだと思う。)

しかしそれは難しい。
例えば、子供の部屋にパソコンがあった場合、
親の監視には限界がある。
テレビのように家族の目がある居間に置いたとしても、
ネットをいつでも自由に使えるようにした場合は同様だ。
テレビゲームと同じ感覚で、夜中にこっそりと
親の目を盗んでする可能性が高い。

加えて子供の約50%が自由にネットをしている
という現実がある。
それらから判るように、親達はネットの危険性を
よく理解していない。

だから、精神が安定しモラルや常識が固まりつつある
『高校生か大学生くらい』からで充分と述べたわけだ。
極端な意見だが、俺は法律でネットの使用に
年齢制限をかけてもいいとすら考えている。

> まず子供より先に、大人が変わっていかなければ
> 何も変わらないままなんだろうなぁ

そうだな。
俺達も見習われるような人間になるため頑張ろう。





byKTA

きちんとレスつけようかと思ったけど
長くなるのと、結構不毛な部分も多くなって
半分意地になって突っ込みそうになったから
こまごまいわんが

FAPの最後の1文
 >俺達も見習われるような人間になるため頑張ろう。
にまとめられてると思う
子供に悪影響を与えるかもしれないサイトも
そんな子供を放置して、指摘したり
教えてあげることもしないで、文句言ってるのも
結局は大人なのだから

 


6月20日(日)

byKTA

昨日の夜は家の前で焼肉をした
夏になると、よくするんだが、今年はこれが初めて
家族だけで食ってるのも面白くないんで
近所に住んでる友人を呼ぶ

準備をしてると、向かいのおばちゃんが
肉を持ってきてくれた

炭をおこして、イスやらシートをセッティングしてると
隣の家から酒が届いた

おにぎりを作って、肉を焼いて食い始めようとすると
右迎えの家から、魚がやってきた

最後には仕事を終えてから集まってきた友人も加えて
16人ぐらいに

こんな風に、近所の人や
友人を加えて、皆でしょうも無い話ができる
こんな近所付き合いが俺は大好きだ

 


6月21日(月)

byKTA

最近一番びっくりしたメール

俺が昨日の焼肉に友人を誘った時のメール
俺から
<本文>
焼肉するけど、来る?

と3人にまとめて送った

一人は

<本文>
行くー、何時ごろ?
仕事終わったら向かうよ


もう一人は

<本文>
何時までやってるだろう?
遅くなりそうだけど間に合えばいくよ


で、最後のひとりのこのメールにびっくりした

<本文>
行きたいけどいろいろ準備があるから止めておく。
俺、家移ることになったよ。アパート借りた。結婚します


結婚するのかよ!
何も焼肉の誘いメールのついでに書かなくても

しかも、いつ結婚するのかと問うと
来週の木曜日とのこと
急すぎです
祝ってあげる方の心の準備が出来てないぞ
お幸せにw

 


6月24日(木)

byKTA

いやー疲れる、なんじゃこの日程は
今週忙しすぎるぞ

日中は普通に仕事あるのに、毎日夜勤がある
しかも一日2現場入ってる日もある
それをこなすとこうなる

Aさんの場合
今週休み日曜のみ
朝8時から夜中の3時ぐらいまでの仕事が4連荘

Bさんの場合
今週休み無し、夜勤日勤の連打2回づつ

俺は休みは2回もらったけど、夜勤は2回
つか夜勤明け日勤とか、寝る時間ないから疲れる

そんな絡みで、日記も放置でした

事務仕事とかならともかく
肉体労働でこんなのどうですか?

でもま、悪い事ばかりでもない

今日の行った現場のお客さんは
気前が良くて、なんかいろいろくれた

休憩の時々にジュースとスイカとパン×3種
昼にはお弁当とまたジュース
お持ち帰りにパン6個、ビール4缶
一人ずつにこんなに頂いてしまった

すげぇもてなされた気分です
遠慮ではなく、腹的にもう入りませんって
スイカとか一人頭4分の1個だしな




スーパーモナコGP II byFAP

「佐藤琢磨、F1で3位記念」と称して
メガドライブソフトの不朽の名作
「アイルトン・セナ スーパーモナコGP II」
というソフトをプレイしている。

今は亡き最強のF1ドライバー、
アイルトン・セナが監修したこのソフト。
少年時代、俺が最もやり込んだレースゲームだ。

メインである全16戦を走り抜きポイントを競う
「WORLD CHAMPIONSHIP」モードというものがある。
このモードでは、ただポイントを得るだけでなく、
16人(自分含む)のドライバーに挑戦状を叩きつけ、
一定回数勝ってマシン(とチーム)を奪っていく
というシステムがある。
この「サクセスモード」とも言うべきシステムが実に熱い。

最初、主人公は16位中12位のチームから
スタートする。
相手に挑戦状を叩きつけ、何回か勝てば
上位のチームへと移籍できるが、
逆に負ければ下のチームへと降格となる。

やんちゃな少年時代の俺は、
「ブレーキを踏む」という概念を知らないかの如く
アクセル全開でヘアピンに突っ込み、
マシンを大破させては下のチームへと落ちぶれていき、
酒と女とロックの日々に溺れていった。

その時はそれで楽しかったが、今は違う。
無駄に積んだゲームの経験を元に、
的確にブレーキングをし、タイミングを見計らい
確実にライバルをぶち抜いてゆく。
これだ。
これこそレースゲームの楽しさだ。

順調にライバルを蹴散らし、3つ上のチームへ移籍。
コーナリング性能が良くなったマシンを駆り、
またも上のドライバーを蹴散らしてゆく。

ちなみに、クラッシュ時、着外時、入賞時、優勝時に
よって、レース後のチームスタッフの台詞が
それぞれ変化する。

「大丈夫、ケガはない?」や
「信じられない!」、
「次はがんばろう」という感じの台詞だ。

今いるチームで見事に3位に入賞したのだが、
かけられた言葉は
マシンがいいからね
というドライバーの実力を真っ向から否定する
冷たい台詞であった。

『さっさと違うチームに移籍しよう…』
そう固く心に誓う。

また、このゲームの凄い所は、
アウト・イン・アウトの概念がまったくない
という所にある。

昔のレースゲームは基本的に擬似3Dであり、
あたかもコーナーを曲がっているようにみせている
というものなので、これは仕方がない話なのだ。

というわけで、コーナーはとにかくインベタ。
ヘアピン前でもインベタ。
常にインベタ。
そしてヘアピン以外はアクセル全開でOK。

擬似3Dなので、モナコにあるトンネル後の急なS字も
アクセル全開300km/hオーバーでぶっちぎってゆく。

少年時代はそんなゲームをやり込んでいたため、
今時の3Dのレースゲームが出た当初は
コーナーで必ずコースアウトしていた苦い思い出がある。

それはともかく、
そんなこんなで初めの1シーズンが終った状態で、
ポイント、チームともに2位の位置につけていた。
最後の目標は一位のアイルトン・セナ。

よーし第2シーズン突入だー、と思って
再び第一戦をプレイしたのだが、
2位のチームのマシン性能が非常に良くて、
アイルトン・セナが非常にヘナチョコに見えてしまう。
1シーズン目のセナは、凄い速かったハズなのに…。

要はアレか。
『マシン性能が全て』
ということか。

F1界の頂点が非常に低く見えてしまい、
結局やる気をなくすFAPであった。

 


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