2005/3月ー1

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3月2日(水)

話題と前提 byFAP

さて、何を話そうか。

無理して話をするということは難しいことだ。
まず自分が話題を持っていなければ
文字通り『話にならない』。
そして話題を持っていても、それが話せるとは限らない。

話題には『話せる話題』と『話せない話題』がある。
話し相手に相応しい話題か否か、ということだ。

このサイトでの日記のように、
不特定多数の人間が見ている前でいきなり
「爆笑問題カウボーイの『今週の円楽』コーナーは面白いが、
 下手すれば名誉毀損で訴えられるのではないか」
などと言ってもほとんどの人が理解できないだろう。

そういったコアな話題を題材に日記を書く場合は、
何も知らない人でもわかるように
予め前提を説明する必要がある。

しかし、そこで問題が出てくる。
どこまで説明するか、という問題である。

前述の例で言うなら、「爆笑問題という
お笑い芸人がいる」ということから説明すべきか、
「爆笑問題カウボーイというラジオ番組がある」
ということから説明すべきか、という問題が出てくる。

爆笑問題はある程度知名度が高いので
彼らの説明は必要ないとは思うが、
これがもっと微妙な知名度の人・物・概念であった場合
ある程度説明する必要が出てくる。

そしてそれについて、どこまで深く説明するかという
問題もまた浮上する。
あまり深く書きすぎると文章が長くなる上、手間もかかる。
短すぎると相手が理解できなくなる可能性が高くなる。

つまり、こういった話題を選択すると
書く側は時間と手間がかかるということである。

これは義務ではないため、その説明を放棄しても
もちろん構わない。
書き手自身にとって重要なことは何か、
というだけの話である。

話を話すこと自体が重要なのか、
不特定の人に話を理解してもらうことが重要なのか、
特定の人だけに理解してもらうことが重要なのか。

私は、万人が理解できる文章を書くということは
無理だと考えているが、やはりある程度多くの人に
話を理解して欲しいと考えている。
そのため、それ相応の前提を日記内で説明してきた。

最近はどうもその説明が面倒になってきている。
しかし、多くの人にとって意味不明な日記を書くということ、
それは私の求めることではない。

そして私はいつも『めんどいから書くのは明日にしよう』と
日記を書くことを先延ばすのだ。


と、日記を休みがちな言い訳をしてみる。





「妹がイギリスへ行った」 byKTA

妹は、一年ぐらい前から英語を習い始め
今度は数日前から、イギリスに短期留学に行った
留学中は現地のお宅にホームステイをして
一家の一員になって生活しているらしい
たぶん流暢に英語が話せるわけではない妹は
無事に交流できているのだろうか?
ちょっと心配

そして、昨日そんな妹から電話がかかってきた
俺はその時に居なかったが
電話の内容はこうだった

ホームステイ先から、学校へ行く時に
乗るバスを間違えて、戻ろうとして乗ったバスも間違えて
異国の地で迷子になったらしい

ホームステイ先のママさんに電話してなんとか
「目印になるものが周りにあるか?」と
「その場所を動かないでね」
と言うのは聞き取れたらしいが
今度は回りに目印になる物が見当たらないらしく

通りがかりの人に尋ねて、目印を教えてもらい
無事に戻ってこれたらしいが、ちょっと心配

でもそれよりも、なかなか出来ない経験をしている
妹が少し、うらやましい、なんて思ってしまった

外国か、もう少し安いなら旅に出てみたいとも思うなぁ




3月3日(木)

「男女」 byKTA

最近、たまたま妊娠や出産に関して
テレビや漫画、ネットの書き物を目にしたからか
俺が昔から思っていたからかは解らないけど
男と女と子、このことについていろいろ考えていた

例えば女性と男性の話
俺は男なんてしょせん射精したくて
力が強いだけのアホだと思っている

そこへ行くと女性は凄い
男はどう頑張ってもかなわないと思う

何が凄いって、子供を自分の身に宿す事が出来る
これは凄いことだ、当たり前なんかじゃない

しかもさらに凄いことに
その身に子供を宿すために
毎月ホルモンバランスが普通じゃありえないぐらい変わり
精神が不安定になったり生理痛になったりもする
しかもそれが社会に深く広まり認められていない
(と俺は思っている)それらを理由に仕事の面で
使えない、なんて言ったりする馬鹿がまだまだいっぱい居る
女性もこんな世の中だから我慢して頑張っているのだろう
はたして男は、そんな日常に耐えうるか?

子供がつくれないという女性は
自分でもその事実に傷つき
さらに回りも彼女に追い討ちをかける
自分は何も悪くないのにだ、なぜか?
「女は子供を生む」
このことが当たりまえだと思ってるからじゃないか?
男にそれが出来るのか?
当たり前じゃないよ、凄いことだよこれは

そのくせ、妊娠や出産、生理痛、生理から来る情緒不安定
などが生活に支障が出るほどになった時
なぜ「あたり前だから大丈夫」と言ってやらない
何時だって、苦しむのは女性ってのは変だよ

もっとも俺は当たり前だと思っていない
その偉業を成すための副作用みたいなものだと思ってる
それを認めてあげないなんて
どう考えればそんな結論になるだろうか?

※子供の出来ない女性が居たならごめんなさい
 ただ、そのあたり、矛盾をしていて
 おかしいなと思ったので引き合いに出してしまいました

ここだけ見ても、男は何も考えてないアホだと俺は思う
そして、女性はやはり凄いと思う
ま、妊娠することは男女と二人居ないと出来ないけどね

さらに言うのなら
俺が思うに、男が女性に勝る力を得たのは
全て女性や子供を守るためなのだろう
だからそのぐらい男はしなければダメなんだよ
女に優しいとかそんなのは当たりまえ
そうでなきゃいけない
それが出来なきゃ男が生きてる意味が無い

しかしその力で、女性に暴行をするやからも多い
性欲に任せて女性を妊娠させて、そのくせ
辛いのはこの場合も女性だ、男はレイプで捕まっても
詳しくは解らないが、たぶん数年刑務所行ってるか
初犯なら、たぶん想像してるよりずっと軽い刑を受けるだけで
それが終わるとのうのうとまた女性を襲うんだろう
もうそんなことする男は死んでくれ
(そもそも恥ずかしくて泣き寝入りする人が多くて
 告訴されずに捕まらないケースが多いと聞くが)

そもそも、力が強いと言うことで
男が、女性を虐げていた時代も
世界各国様々な時代において存在した
未だにそういう国もあるだろうし
当時の意識は現代にも根強くある
誰が考えてもおかしいんだよ
おかしいと言う事に気づいていない人が多すぎる

男はアホだ、もう救いようも無いほどに
そして女性は凄い、そんな男を許せるほどに



byFAP

アホな男もいるし、アホな女もいる。
アホじゃない男もいれば、アホじゃない女もいる。

どっちが凄いなんて断言できるものではないし、
断言してはいけない。
ある部分では勝っていても、違う部分では劣っている。
どっちも凄いし、どっちも凄くないのだ。

それぞれ適する役割があり、その能力がある。
男は生きるために狩りで糧を得、
女は子孫を生んで育てる。

それが昔からの男女の役割分担であったのだが、
最近の先進国では頭脳労働が増えてきたため、
女性でも糧を得られるようになってきた。
また、女性でも糧を得られなければ生きていけない
社会になった。

そのため、今までの概念と役割分担が破綻してきている。

その概念と役割分担が変化することが
果たしていいことなのか悪いことなのか、
変わるべきなのか変わらないべきなのか、
私にはわからない。

ただ、会社にとって「出産休み」・「寿退社」をする女性は、
男性よりも雇用しにくい存在であることは事実である。
そのため、潜在的にまだ社会の女性軽視思想は
残り続けるだろう。





3月4日(金)

「深爪」 byKTA

深爪にすると痛いのか
深爪が痛いのか・・・




3月5日(土)

「劣等感」 byKTA

劣等感とはなんだ?
人より劣っていると思うことか?
それともその時の感情のことか?

いや、というのも今日読んだ本が
反抗期の子供のことを書いた本だったのだが
その中で「思春期になれば劣等感も感じ〜〜」
と書いてるのをみて思った

俺、劣等感って感じたこと無いかも


いや、別に俺が誰よりも優れてるとか
俺は誰にも劣ってないよとか、そういう訳ではなくてね

俺だって、ちゃんと自分のこと判ってるから
この部分は人より劣るなと感じることはある
これが劣等感と言う物なら
俺も劣等感を感じたことはありますよ

でも一般的に想像される劣等感ってのは
人より劣っているところがある>『どうしよう』
という「どうしよう」と言うような
負の感情ではないのか?

それを俺はあまり感じたことが無いと思ってね
そこのところを自分なりに考えてみた

例えば俺が何かの分野で人よりも劣っていた場合
俺は「俺よりもあの人は出来るんだ」と思うだけで
「俺はあの人よりも出来ないんだ」とはあんまり考えない
わかりやすく言うと、俺の中の尺度は
全体の平均との比較と言うものが無いのだろう
変わりに、俺と比べてどうなのか?と言う基準がある
俺より優る人は尊敬に値するし
俺より劣っていて、更に上を目指したい人には
俺の出来る範疇で助言をする
ただそれだけの事じゃないだろうか?

別に劣っていようが、優れていようが何も変わりはしない
「死ぬまで」と言うスパンで考えれば
今、自分よりどうなのかなんてのは
何の意味も持たないし、それ自体に意味も無い

例え劣っていても、今までの俺の経験と努力よりも短時間で
メキメキ優れていく人も俺は尊敬するだろうし
「事実今、俺と比べてどうなのか」
なんて物ほど無意味なものは無いとも思う

それに、人間を何かで図ろうとすると
一つの尺度じゃ当然測れない
「劣っている」ことが、視点を変えると
「優れている」と言うことにすら、なりうる場合もある

ようするに
俺にとって「劣っている」か、「優れている」かなんてものは
名前を見てカッコいいとかカッコ悪いと
思うのと同じような物なんだよね
見る人によってそれは変わるし
名前で劣等感を感じてる人なんていないでしょ?
しかも能力は、自分でダメだと思えば
伸ばすことが出来るじゃないか

他人の決めた尺度と比べて落ち込んでるのって
すごい損してると思うけど、違うかな?

そんな風に考えてしまう俺は結局のところ
劣等感なんて感じるわけ無いんだよね



byFAP

どちらかと言うと世間一般でよく使われる「劣等感」とは、
「背が小さい」「胸が小さい」「不細工」といった
努力ではどうにもならない事柄が多いように思う。

そういった劣等感を持つ人は、
以前に劣等感を感じる原因となった何らかの出来事・要因があり、
「私があんなだったらなぁ」と憧れに近い感情を抱くのである。
そしてその憧れを夢見た後、現実を省みて
「比べて私は…」とネガティブに考えるのだ。

尊敬する(できる)ような事柄ではない為、
そこには相手を尊敬する余地はない。

他人の決めた尺度などという話ではなく、上記のような
『私はこうなりたい。こうなりたいけど実現できない』
といった希望と絶望の感情が劣等感なのだと私は考えている。

「背が小さいこと・胸が小さいこと・不細工なことは
 悪い事ではない」ということ証明したり、
『見る人によってそれは変わるし』と言われても、
本人が『こうなりたい』という理想・願望を持っているのは
変わらないわけで、諦観しない限りは
どうにもならない感情であるように思う。




3月7日(火)

ブルバリア byFAP

「うーん……」

私は一人、部屋の中で溜息をつく。

先月買ったAVアンプは高熱を発しながら
1,500円のスピーカーから音楽を奏でている。

値段とサイズの合うラックがないため、
アンプは未だ床の上で佇む。
そこから数メートル離れたフローリングの床に
一本の矢が突き刺さっていた。

ダーツの矢。
それは先週KTAの家に遊びに行く際、
友人の改蔵氏に唆されて買った物だ。
その黒と銀のシンプルなツートンカラーの矢によって、
私の財布の中からは2,500円が旅立っていった。

私はゆっくりと屈み、その矢を引き抜く。

立ち上がった私の目に映るは、
以前友人からもらったダートボード。
そのダートボードの赤いダブルブル(最中央の円)は
少し奥に窪んでいた。

ダーツが床に刺さっていたのは
決して私が下手だからではない。

確かにダートボードが掛かっている木製の壁には
既にいくつかの穴が開いているが、
1.7mの高さに掛けられたダートボードを狙って
地面にダーツを挿すなんて器用なマネは
私にはできない。

ダーツは確かにダートボードに当たった。
それも中心、ド真ん中に。

当たった瞬間に「ガンッ!」という
おおよそダーツが刺さった音とは程遠い音で、
ダートボードがダーツを撥ね返したのだ。

最初に見た時は、目を疑うようなその光景に
私はしばし呆然となった。

おかしい。
ダブルブルの木材は明かに固い。
どう考えても外周とは別の木材を
使っているとしか思えない程に固い。

実際、ダブルブルだけが奥に窪んでいるわけで、
それが『はめ込まれた別の木材である』ということを
証明していた。

なんてことだ。
下手だと壁が傷つき、上手いと地面が傷つく。
これではどうしようもないではないか。

しょうがないので今は床に座布団を置いているが、
たまにヒラリと座布団を避けてダーツが床に突き立つ。
その度に私は溜息をつき、
懲りずにまたダーツを投げ続けるのである。





3月9日(水)

「妹の彼氏」 byKTA

去年妹に彼氏が出来た
別に兄としてはどうも思わなかったんだが
その彼氏と言うのが面白い

最近では妹がイギリスに行くまで
毎日のように家に通いづめ
妹も週末になると彼氏の家(実家)に 遊びに行くのだから
なかよくやっているんだろう

それはいいことだが
自称人見知りのその彼氏
気がつけば家の食卓で、妹を交えずに
うちの父、母と世間話をしてる
俺もそのぐらいの方が、好きだからいいんだけど

今日、家に帰ってくるとその彼氏の車が止まっていた
妹は今週末までイギリスのはずだし
同じ車に乗ってる別人かとも思ったのだが
玄関を開けると、彼は居間に居た

今は丁度春休みで、彼女(妹)に構ってもらえず暇らしい
どれだけ暇なのかはわかったが
それよりも疑問なのが家の母と近所のおばちゃん2名と
同じテーブルについて混ざって会話をしてる

しかも何が凄いって、違和感があまり無い
俺がその後自室に荷物を置きに行ってるときに
電話が鳴った

「はい○○です」←彼氏

ちょっと面白かった



byFAP

お前の家はいい意味で特殊だからな。
彼がそうなるのも当たり前だと言えよう。




3月10日(木)

「子供」 byKTA

久しぶりに女友達の家へ遊びに行った
その女友達には息子が居て、そろそろ1歳になるらしい
これがなかなかめんこくてね
捕まり立ちしたりしてて「だー」とか言うねん
人見知りしないで、俺のところによってくるしな
そんな感じで構ってたのが昨日

改めて思うと、同級生で子持ちのヤツも少なくない
俺も今年で24だし
そろそろ結婚しててもおかしくない年なわけで
あと5年もすれば、もしかすると
そんな子供も居るかもしれないとしなわけ

いったい5年後にはどんな未来になっているのだろうか



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