しりとり伝説

byKTA

 

 

 

そう しりとりである

人間が2人以上いれば

場所を気にせずどこでもできる

 

 

あの しりとりである

 

 

それは高校も進路が決まって

後少しで卒業という

時期の事でした

 

もう授業は授業でなく

ほとんど全部の授業は

自習になり

 

ほとんどの人が遊んでいると言って良い状態でした

 

 

 

あれは忘れもしない

そんな時期の国語の時間

 

その日の国語は

難しい漢字の読みを

答えるプリントが配られました

もちろん、やるやらないは自由です

 

もちろん僕はプリントをやるわけもなく

FAPと遊んでいました

 

何を思ったのか

 

 

 

しりとりをする事になりました

 

 

 

 

普通ならその授業が終わると

しりとりは終了するでしょうが

 

その時初めたしりとりは

その授業にもらったプリントに

絵で書いていった

絵しりとりだったので

次の授業もその次の授業も

終わる事は無かったのです

もちろん次の日も

そのまた次ぎの日も

終わることなく

その絵しりとりは続きます

最終的にこの絵しりとりは

結局高校を卒業するまで

続いていたのです

約1ヶ月はやっていたでしょうか?

最終的に

USO800

と言うドラえもんの秘密道具

が最後の絵になり

卒業式を迎えました

 

普通しりとりが

1月も続くと思いますか?

 

絵を書いていたプリントもボロボロになり

表側外枠の少しある隙間から始めたしりとりの絵は

裏面に行き

外側から中心に近づくように5周はしたでしょうか

中心まであと絵を3つ書けば

到達と言う所で

その長かったしりとりは終わったのです

 

 

その後そのしりとりに使われた

国語の漢字プリントは

今でも高校時代のバカな思い出の1つ

として僕の机の引き出しに

しまわれている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それだけでは伝説にはならない

 

その後FAPは僕はお互い違う大学へ入学

 

FAPはその頃PCが

家に無かったため学校で

メールアドレスをもらい

 

僕にメールを送ってきた

そのまま1月ぐらい

たまにメールを送ったり

送られてきたりとメールでやりとりしていたころ

 

 

 

部屋の掃除中

あのプリントを発見

 

思わずメールを絵入りで

しりとりの続きの

USO800(ウソエイトオーオー(ウ))

の続きで

 

ウーパールーパーを

書いて送ってやりました

 

そしたら

FAP

 

次ぎの日に

 

奴も絵入りで

返事を書いてきやがりました

 

 

学校で授業中なのに!

 

 

奴も俺も

ノリは今でも高校の時のままらしいです

 

そのしりとりも

2人で「どっちで止まってたっけ?」

って言うぐらい

往復して

自然消滅するまでやっていました

 

 

 

 

 

 

多分

 

 

 

また思い出した頃に

始まるでしょう

 

何がすごいって

それだけのカズをこなしているのに

1つもかぶってない

(しりとりだから当然と言えば当然だが)

約200ぐらいでしょうか

 

それだけのカズの絵を

2人で書いてきました

 

意味不明の絵から

 

これはあれだろ?って言う

わかりやすい絵まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は

俺がこの伝説に載せるほどに

なってしまった長期絵しりとりですが

 

 

 

 

 

 

 

実は

 

 

 

 

 

 

 

 

僕がはじめに何も言わずに

 

スライムの絵を書いて

 

FAPの机に差し出したことから始まってました

 

 

FAPその絵で

意味がわかったらしく

 

 

FAPは言葉も交わさず

 

俺に絵の過程を見せないように

 

絵を書き始めました

 

5分ぐらいたって

 

スライム

の「ム」をとった

 

 

 

カナリ上手いデキの

 

とってもそっくりな

 

 

 

ムーミンの絵

 

 

今でも思い出せます

 

あの絵からココまで来てしまったのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

 

 

 

 

誰かお気づきに

なりましたか?

 

 

 

 

 

 

 

奴はしりとりだと

わかっておきながら

 

 

スライムの次ぎに

 

5分も時間をかけて

 

かなり力を書いて

 

 

 

 

いきなり

ムーミンの絵を

書いてきやがりました

 

 

僕に一体

 

 

 

「ン」

から始まる

 

 

 

 

何を書けって言うんですか?

 

 

 

 

 

 

その事を

FAPは

俺が指摘するまで

 

ふ〜

かなりそっくりに書けたゼ

我ながらうまいと思うな〜

ん?

どうしたKTA

 早く続きを書けよ

それとも俺の

絵のできのよさに見とれてるのか?

 

 

 

と言わんばかりに

 

 

 

こっちを見てました

 

 

 

そのムーミン

さらに5分後には

FAPの手により

 

 

 

 

 

 

 

頭に

シルクハット

をかぶせ

 

 

 

 

 

 

口にはパイプ

をくわえさせ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最速で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムーミンパパ

 

 

になって

僕のもとに戻ってきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何事も無かったように

 

 

しりとりの記録
どういう経緯で進んだのか文字のみで記載

 

最近原本を見つけたのでスキャニングしてみました
表面と裏面:各200KB近くあり、サイズもかなり巨大ですのでご注意を
じっくり見たい方は右クリックの対象をファイルに保存をしてかれ見ることをお奨めします

表面       裏面

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