ルンゲ警部


byKTA

そういえばかなり前の話になるのだが
俺は浦澤直樹のマンガ、「モンスター」が好きで
絵本つきも含めて全巻持っているのだが

先日、友人の改蔵に貸した時
モンスターを読んで一人で夜中に爆笑したとのこと
はて? モンスターと言えば
殺人犯に間違われたDr天馬が
その、真犯人のヨハンと言う青年の謎に迫る
サスペンスマンガだ

普通に考えれば笑う個所など何も無い

そんなシリアスな漫画なのだが

改蔵はこれを見て爆笑したと言う


一体あいつはどの場面で笑ったんだ?
俺も2,3度読み直してはいるが、笑った記憶は無い

改蔵に説明されたページを読んでも
ちっとも笑えないし

って事で今度は改蔵の解説を聞きながら
もう一度読んでみた





場面は、ルンゲ警部が犯人になりきり
犯人の今後の足取りを推測するシーン

舞台はホテル、そのホテルの部屋で
ルンゲ警部は犯人
すなわち、Drテンマになりきって

今後のテンマの行方を考える



ルンゲ「私はDrテンマ、私は日本人、」


そう言いながら、箸を手に取る


ルンゲ「日本人は箸を器用に使う」


お辞儀をして

ルンゲ「こんにちは・・・・」


確認するように声に出す

ルンゲ「日本人はお辞儀をする」

日本人のDr天馬の行動を予測するために
まず、日本人の仕草を真似し
実際に箸も使ってみた
そして、今度ははっぴのような物を見て

ルンゲ「日本人は普段こんなものは着ない・・・」

だんだんと、犯人の思考が読めてくるのか
自分で自分に言い聞かすように

ルンゲ「私は日本人」

ルンゲ「私はDrテンマ・・・・・」

そう言って天馬になりきりルンゲ警部









TLLLL!!
    TLLLL!!


その時、突然静かだったホテルの部屋に
電話が呼び出し音が鳴り響く


落ち着いて、ゆっくりと受話器を取るルンゲ



ルンゲ「はい、ルンゲ」



ルンゲ「ええ、ええ、わかりました」

受話器を置く







はいストップ!

ここまでで、もうすでに爆笑ポイントが入っています

どなたかお気づきになりましたか?

一体このシリアスな場面で

どんな爆笑ポイントがあったのでしょうか





では、もう一度




だんだんと、犯人の思考が読めてくるのか
自分で自分に言い聞かすように

ルンゲ「私は日本人」

ルンゲ「私はDrテンマ・・・・・」


そう言って天馬になりきりルンゲ警部



TLLLL!!
    TLLLL!!




その時、突然静かだったホテルの部屋に
電話が呼び出し音が鳴り響く


落ち着いて、ゆっくりと受話器を取るルンゲ



ルンゲ「はい、ルンゲ」



ルンゲ「ええ、ええ、わかりました」





わかりました?





わからない人のためにもう一回

ルンゲ「私は日本人」

ルンゲ「私はDrテンマ・・・・・」


TLLLL!!
    TLLLL!!



ルンゲ「はい、ルンゲ」












「私はDrテンマ・・・・・」


「はい、ルンゲ」








「はい、ルンゲ」







駄目じゃん

 

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