EVE伝説

byKTA

 

イヴ、 そう クリスマスイヴのイヴである

これは クリスマスイヴに起きたKTAの悲劇の話しである

 

 

はい そこ先読みしない

別に俺がクリスマスに女に振られたとか

クリスマスイヴに女に逃げられたとか 

(たしかに俺に彼女はいないが)そんな話しではない

 

 

あれは 忘れもしない小学校1年生の時の

12月24日 学校は冬休みになっていた

その日は親戚一同が集まってクリスマスパーティーをする予定になっていた 

親はパーティーの準備の為に買い物に行っていたので

俺は1人でパーティーの時間になるまで冬休みの宿題をしていた

その 宿題とは 冬休みの長い休みのうちに工作を作れと言うもので

工作好きの俺は冬休みが始まってすぐ 工作をしていた

その工作で俺が作ろうとしたのはパチンコ台

ゴムでビー玉を飛ばして、飛んだビー玉が

釘の刺さった木枠を転がってきて 下の点数がついた溝に落ちる

という感じのパチンコ台

 

クリスマスイヴには、もう木の枠とゴムのビー玉を飛ばす装置を

作り終わっていたので あとは 釘を打つだけだった 

 

早速釘を打ちつける作業を開始

1時間ぐらいでパーティーが始まるが30分もあれば出来るとふんでいたので

遅くても1時間あれば 終るはずだ

 

30分後

 

予想通り30分ほどであらかたの釘は打ち終わっていたので

取り合えず ためしにビー玉を飛ばしてみる事に

 

 

バン

 

 

 

 

コロコロコロ

 

 

 

カツ

 

 

 

 

 

 

ビー玉通る隙間あけるの忘れてた、、、

 

 

 

 

 

そんなこんなで 修正の方に時間がかかってしまって

よゆうで1時間以上かかってしまい

パーティーはもう始まってしまった

 

仕方が無いので後でする事にして

 

俺はパーティーに参加して おおいに楽しんだ

ケーキも食ったしご馳走もお腹いっぱい食べた

 

もう 満足したので さっきやりかけていた

パチンコ台作りの続きをしていた

 

隣の部屋では何やら皆が騒いでいるが

なんとか今日中に作り上げたかったので

そのあとも 1時間ぐらいかけて 微調整をして

 

やっとの 思いで完成!

 

やった

 

実際に 何回か遊んでみて 完成を楽しみながら

ふ〜 ッと一息 気付くと

口の中に 何やら 鶏肉か何かが挟まって

ウザイ こう言うのって気になりだすとどうしょうもない

 

舌で頑張って 取ろうとするが なかなか 取れない

 

何か 爪楊枝の代りになるものを探す

 

お!

 

 

こんな所に 良い物があるじゃないか

 

 

クギ発見

 

 

おもむろに釘を口に入れ 鶏肉を とろうとがんばる

微妙に 少しだけ太くて なかなか思うように取れない

でも むかついているので かなり強引に入れてみた

 

あ 手が滑った

 

 

ゴックン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

 

 

あ、あれ? く、釘 どこ行った?(汗)

 

 

回りを見渡す俺

 

 

 

 

ない(汗)

 

 

 

 

 

口の中に指入れて 釘を探す

 

 

 

 

 

 

ない(汗)

 

 

 

 

も、も、も、もしかして

 

 

 

 お、お、お、お、お俺

 

 

 

く、く、く、く、く釘

 

 

 

 

 

の、の、の、の飲んだ!?

 

 

 

 

 

 

 

オレモシカシテシヌノカ?

 

 

シヌノカ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KTA「お母さーん」

 

 

 

母「なに どうしたの そんなに慌てて」

 

 

 

KTA「KTA KTA  く、く、釘飲んじゃった」

 

 

 

 

 

一同「え!」

 

 

 

その一言で 和やかな雰囲気になってた

クリスマスパーティーメンバーに 旋律が走る

 

 

 

だれかが こう言った

 

 

 

親戚「早く吐かせたほうが良いんじゃない?」

 

 

 

その瞬間、 俺はさかさずりにされ

父に台所で 上下にゆすられる

 

 

されるがままの俺

 

実際 半分なんとかなると思っていたが

親戚一同の

この焦りは尋常じゃない

 

その焦りは小3の俺の不安をかきたてる

 

そんため俺の心の中では

 

オレクギノンダ シヌノデスカ?
パチンコダイツクッテルトキニ
トリニクガキニナッタセイデオレシヌノ?

 

 

そのあと 吐かない事をしると

最速でこの時間でもあいている救急病院を

調べ、車の後部座席に俺を寝かせ 走る事30分

 

その間も

死ぬ 死ぬ 死ぬ?死ぬ 死ぬ

などの考えが 頭を過る

 

 

 

 

病院に着いてからの 待ち時間でも 頭の中では

 

なんか未だに何か違和感がある

なにかノドに遺物を感じないか?

もしかしてノドにクギがつっかかってるのか?

 

 

もしかして 俺死ぬのか?

 

 

 

 

 

もしかして 俺

 

 

 

 

 

 

大ピンチ?

 

 

 

 

 

 

医者「KTAさん どうぞ」

 

 

医者の先生に呼ばれる

 

ことのいきさつを話し

先生に見てもらいなんか 感じるかと聞かれたので

ノドが少しへんなどと 訴える

 

 

医者「そうですか じゃあまず、レントゲンを取ってみましょうか」

 

 

 

 

そうして  レントゲンが出来あがってきた

 

 

そのレントゲンを見ると

たしかにクギが腹の真中ぐらいに写っていた

これかな? って感じじゃなくて

 

どっからどうみても これがクギだ! って言う感じに

 

まるでマンガかコントみたいに

 

 

おもっきし写ってたよ

 

 

 

 

 

医者「ココまで来てれば マズ大丈夫でしょう
あんまり暴れないでお腹を押したりしなければ
そのうち 便と一緒に出てきますから心配なら

 

毎日便をチェックしてください」

 

 

 

 

 

 

便をチェックすか?

 

 

 

毎日 って言うか毎回か、、、

 

腹痛くなったら チェックしたくないな、、、、

 

 

 

 

 

 

なんだかんだいいながらも、その日から数日間

俺が毎回

 

 

 

うんこチェック

をしていたのは言うまでも無い

 

 

 

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