ドライブ伝説3
〜馬鹿者よ永遠に〜

後編

 

 

男には後戻りできない時がある

 

 

一歩前へ踏み出せば 戻っては行けない時がある

 

 

そう 例えば

 

 

 

高速道路で 降り過ごした時とか(汗

 

 

 

 

かくして 2人は 高速道路と言う後戻りが許されない場所で

 

 

道を間違っているのがわかっていても

 

 

 

静内から遠ざかってるのが解っていても

 

 

男には進まなくてはいけない時がある

いや 女でも・・

(ってか 危ないって戻ったら)

 

そういうわけで次の白老インターまで5,6分 走りつづけた

120,30Kmで走ってたから距離にすると10km以上でしょうか、

とにかく 2人は走りつづけた

静内から遠ざかって・・・

 

白老

 

ようやくついたな 白老ね、かなり遠くまできたな

なんていいながら白老インターで降り

2050円支払う

 

一般道に出て 車を止める

 

KTA「何もね〜な〜」

 

Ripper「ああ、」

 

地図を見て 行き先確認

もう 間違いは許されない

 

そして

 

地図を見て、ある事に気付く2人

 

KTA「これってさ思ったんだけどさ、もしかして

 

下手したら

 

 

 

出発地点より遠くなってないか?」

 

 

 

Ripper「ああ たぶんな」

 

 

KTA「もしかして 出発地点より遠くなったのに
さっきそこで2050円払ったのか?」

 

 

Ripper「ああ たぶんな」

 

 

 

KTA「もう 道間違えんなよRipper、、、」

 

Ripper「っていうか 俺のせいじゃないだろ!!
運転手はお前だぞ!」

 

KTA「いやでも 俺のせいではないもん 地図持ってるのお前だし」

出てくる時に ナビ任せて大丈夫かって言ったら

地図ぐらい見れるっていってたじゃねーか!(怒)」

 

 

Ripper「だって 暗くて見えないし、、、」

 

KTA「じゃあ 道のわからない俺がどこに向かってると思ってたんだ
道案内頼むって言ってたじゃないか、、、、」

 

まぁ いいさ

ここで ぶつぶつ言っても始まらないし 

とりあえず 静内に向かって行こうじゃないか

と 車を走らせた

無論 誰も以内静内までの1本道

高速道路と変わらない俺制限速度で

時速100km平均のスピードで進んで行った

 

車内にて

 

KTA「Ripper この道でいいんだよな?

 

Ripper「ああ この道でOKだ」

 

KTA「じゃあ、この道このまま真っ直ぐでいいんだよな?」

 

Ripper「いや もう少ししたら左に曲がって
その後少し行ってから右だ

 

 

KTA「ん?ちょっとまて、この道って一本道だろ?」

 

 

Ripper「ああ、でも1本道だけど左側の方にだんだん曲がって行くぞ
そしてそのあと右に曲がってるんだ」

 

あのね〜 Ripper君

今後の俺の命ナビのために言うけど普通、道を進んでたら

右に曲がるってのはT字路とか十字路を

曲がったりする時だけつかうんだよ

 

 

 

普通の人間は

 

ま そんなこんなで 

何もない静内への道を突き進む2人

2時間ほどして静内町へ入り

Sさん達に電話をして

JR静内駅で 合流する事になった

 

現在の時間はAM3時

結局、高速道路を1時間近く走ってて

白老からここに来るまでに約2時間

トータルで3時間もかかってしまった

 

 

 

高速道路で2050円も払ったのに

 

 

 

 

 

下の道を普通に走る1,5倍の時間が!!

 

 

 

JR静内駅に到着

まぁいろいろあって予定より1時間遅く着いたけど

まぁ OK

 

さて 肉を食うぞと思ったら

肉は残ってるけど

炭が燃え尽きて無くなったっていってたので

途中で

セイコーマートによって炭を買った

 

その時 なんで2人は静内にいたのか?

とか 何のために 来たのかとかを なにげに聞いて

 

4人は一路キャンプ場へ行こうと車に乗りこんだ

その時

セイコーマーとの窓の張り紙に目が行く

 

 

 

 

「さとし(仮名)問題はすべて解決した連絡待つ父より」

 

 

 

 

一体どんな問題だったんでしょうか?

そして サトシ(仮名)は一体なにをしでかしたんでしょうか?

 

と さとしは置いといて

その後少し車で走ってキャンプ場に 行きました

 

そのとき

キャンプ場の、途中にあるところで車を止めるSさんとMさん

M「ほら ここだと 星がよく見えるんだ」

といい アスファルトに横になるMさん

同じく 横になるSさん

俺とRipperも 空を見上げた

 

すると

 

 

 

 

そこは一面の星空

 

 

 

俺とRipperも アスファルトに横になり

ただ ひたすらに空を見た

綺麗に光り輝く 星空を・・・

 

いままで 気付かなかったけど

 

星ってこんなにたくさんあったんだ

 

って思った

 

よく 星の数ほど何て言うけど

街頭のある街中ではでせいぜい見える星なんて

100ぐらいだと思う

 

 

この時見た星は それこそ、ほんとに星の数ほどあった

 

 

本物の天の川って実は 始めて見たんじゃないか?

 

 

天の川って 英語でミルキーウェイって言うけど

ホントに ミルク色の淡い白いいろの道が

空の黒に写っていた

 

 

今回勢いで静内まで来たけど

 

この星空が見えただけで

 

間違い無く 得してるよ

 

本気で感動した

 

 

 

で その後は

虫と挌闘しながら

炭を起こして 肉を食べた

普通の肉だったがこんな場所で食べる肉は格別だ

肉を食べながら4人で 明日の事について喋っていた

 

KTA「明日ってどうするの? 何時ぐらいに帰るの?」

 

S「明日はな少し静内を観光してそれから帰る」

 

M「そう それと 温泉に入ってからね」

 

KTA「そうなんだそう言えばおかんが昼に車使うって言ってたな
5時からバイトだし、、どうしようかな・・・」

 

 

これ食ったら帰ろうかな?

それとも バイト変わってもらうかな?

お母の方は自分が風呂に行きたいだけだったから説明すればいいか

そしてバイトは5時からだからな

 

 

 

よし わかった 5時までに帰ろう

おかんには悪いけど風呂は今度にしてもらって

バイトに間に合うように帰ろう

 

 

 

 

KTA「よし じゃ明日は4人で静内観光をして
温泉に入って5時までに着く様に帰るって ことでいい?」

 

S「おしじゃそれで決定!」

 

その後 少し近くをぶらついて4人で遊んでから

明日も 9時,10時くらいにはおきたいので、車で寝ました

 

翌朝

 

恐ろしいまでの日差しの中熱さで目がさめる

 

まだ2時間しか寝てないって言うのに

起きる予定より2時間ほど早く目がさめた

流石に早起き過ぎたので

なんとか日陰を作りながら 2度寝

 

 

 

やっぱり熱い・・・

 

結局そのあと ろくに寝れなくて

睡眠時間は3時間

 

今日 このまま2,3時間運転をして

そのまま 直でバイトって考えると

かなりのデットラインです

 

 

でもま 考えると 辛くなるので 気付かないようにして

 

 

とりあえず

 

おかんに 昼までには帰れないと連絡を入れた

 

おかん「はいもしもし」

 

KTA「ああ 母さん?あのさ 車なんだけどさ昼に帰れそうにないはごめん」

 

おかん「は? ダメだね 風呂に行くんだから!帰ってきなさい!」

 

KTA「っていってもね もう間に合わないね昼には、、」

 

おかん「あんた 今どこにいるのさ」

 

KTA「うんとね今ね・・・・・・・・・・・・・静内」

 

おかん「何でそんなところにいるのかってに! 昼に使うって行ってたでしょ!
じゃあ今からでいいから帰ってきなさい!」

 

KTA「だって今帰ったら 俺温泉は入れないもん、」

 

おかん「なにいってるの!そんな自分の勝手で言ってるんでしょ
あんたが温泉に入った私がお風呂行けないでしょ!
早く帰ってきなさい! だいたい 車貸す時に私昼に使うって言ったでしょ!
それは 私のくるまなのよ!」

 

KTA「いや それは わかってるんだけどさ だから頼んでるんでしょ、、」

 

おかん「だったら 早く返しなさい!」

 

KTA「だって今車返すと 俺ハッピーになれないもん

 

おかん「大体あんたが 勝手に遠くに行ったのに 帰れないってどういうことさ!
だいたい 静内になんてなにしにいったのさ!」

 

 

KTA「いやね ・・・・・星を見に。」

 

おかん「何考えてるのさ! いいからはやく帰ってきなさい! 使うんだから!」

 

KTA「使うって行っても 別におかんのは 今日出なくてもいんでしょ!」
なぜか逆切れ

 

おかん「だめだね 今日じゃないとポイントたまらないんだから!

 

KTA「今日だったら いいのか? 俺バイトには行くから
5時には帰るけどそれからじゃだめ?」

 

おかん「ま、それなら 別に良いけど  早く帰ってきてよね!」

 

KTA「はい じゃそういうことで」

 

ふ〜 なんとか言い聞かせれた 危うく途中帰らされそうだったけど・・・

さて後は5時までに帰ればいいから もう少し遊べるぞ

 

その後 Mさん、SサンやRipperも起きてきてから

 

近くにあった温泉が開くのを待って建物の中に入った

 

まぁ温泉にはいるのはいいのだが

計画的に来てタオルとバスタオルを用意してる MさんとSさんにくらべて

いきなり飛び入りで来た俺とRipperにそんな用意があるわけもなく困ってました

フロントで タオルのレンタルをしていないかと聞いたら

 

フロント「レンタルはしていませんので
売店で売ってるんで買って下さい」

とのこと

 

なんかこの1回のためだけに 買うのもバカらしいな

でも ここまできて 温泉に入らないのもばからしいし・・・

そうだ 

俺はMさんが 上がったらそれをかしてもらおう

何て思っていると

 

Ripperが給湯室を見ながら

 

 

Ripper「このさ給湯室にかかってる
あのタオルって使ってもばれないよな?」

 

 

KTA「いや バレはしないだろうけど、、」

 

 

Ripper「おっし、じゃあこれ借りよ!」

 

とRiperは給湯室にあったタオルを拝借して温泉へと行きました

 

俺もMさんが上がったのでタオルを借りて

温泉へと向かいました

 

温泉につかって 言葉が漏れる

 

「ふ〜 やっぱ温泉は気持ち良いや」

 

 

なんて いいながら 温泉につかってました

そして

ふと 視線を壁の方に向けると

そこにはなぜか

 

 

 

ビートバンが・・・

 

あれ?  と 温泉の大きさを見まわす

どう見ても 泳げるほどでかくないし深くも無い・・

むしろ こんな 爺さんばっかりの温泉浴場でビートバン・・・

 

何に使うんだろうか?・・・・

 

 

 

何て思いながら汗を流して温泉を出ました

 

温泉を出てから

 

何気なくRipperを見ると こそこそ給湯室の回りの人影をうかがって

使用済みタオルを元の位置に戻していました

 

 

いいのかよ・・・おまえ・・

 

その後すこし静内を観光して

 

馬を見て それから

 

 

シャクシャインの銅像を拝んで
シャクシャインは 北海道開拓に貢献した人らしい(うろ覚え)

 

それから

 

馬を見て

 

 

馬を見て

 

 

馬を見て

 

それから 帰りました

 

現在PM2時、家まであと3時間ぐらい

ふ〜 ギリギリバイトの始まる5時には間に合いそうだな

にしても

2時間以上も運転してろくに寝もしないで

直でバイトって言うのもな・・・

何て思いながらの 帰り道

 

でも

 

ノリで静内に行ったけどあの星空は一見の価値があるね

 

ひさしぶりに良いものを見ました

 

今度は是非 計画たてて

バイトの無い日に行きたいね

 

 

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