けいた01

byKTA
自分の将来を思うときに、一番先に出てくるのが
どこで暮らすのかということ

俺は北海道が好きだ
ここには俺の味方になってくれる人と
仲間と呼べる人がたくさん居る
俺は北海道を出たくない

この考えは、何時頃から生まれたものなんだろうか?
思い返すと、生まれた時から
俺は人に恵まれている
母、父を含む家族、も当然だが
近所のおじさんおばちゃん、幼馴染の面々
さらには、隣に住んでる従兄弟の存在と
その従兄弟とは別に徒歩圏内にもう1家族
従兄弟の家族が住んでいるし
その親戚同士はかなり仲がいい
大きくなってから、これが当たり前じゃない
と、わかった時にはびっくりしたものだ

そんな、環境の中で育ってきた俺に起きた一大事件が
小学校3年生2学期半ばでの父の千葉県転勤。

このときの俺は、親の言った言葉を
全部は理解していなかったと思う

これで、俺は毎日兄弟のように一緒にいた従兄弟と
離れ離れになり別々の場所で暮らすことになる

離れていると思いは募るもので
夏、冬、春休みの長期の休みでは
北海道に休みいっぱい帰ってきてたし
その度、家への帰路では涙を流したものだ

そんなものでも、当然地元でも友達が出来る
毎日遊んだ面々も居たが、彼らと
夏休みにキャンプへ、とか
冬にスキーをしに、なんていう記憶は無い
今思えば、一線引いた付き合い方をしていたのだろうか?
毎日共に学び、遊んでいる友達と遊ぶより
北海道に帰って、従兄弟と一緒に居る方が
俺にとっては、はるかに楽しかったのだ

この頃から、「俺は北海道に帰るんだ」
と言う、意識は強くなっていると思う
あんなに居心地のいい場所なんて無いと思ってた

そんな考え方とはよそに、小学6年生になる年の冬
俺の父親の次の転勤地が決まる、今度は東北秋田県。



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