金銭的報酬もなしで

ただ、時間と労力と頭を使って運営している



一体俺は、何の為に運営しているのだろう





ただ単純に　サイト運営が好きだから？


…いや、それもあるとも思ったが

多分、それじゃない





笑って　見てくれる観覧者がいるから？


…いや、それでもない　と思う




わからなかったんだ

自分でさえも


そしてただ、漠然と恐かったんだ

WEB上に俺は、何故いるのか

何故、いなければならないのか


いる必要が　あるのか





そんなことで、不安になる日もあった



でも、

ある日　気付いたんだ

その答えに


俺のしたかったことに






『　ああ　そうか…


　　俺はただ、自分が生きてた証を

　　残したかっただけなんだなぁ　』


って…





この世界のどこかに

こういう考えを持っていて、行動をして

悩んで、笑って、泣いた奴がいた　ってことを

一生懸命に主張し続けていただけなんだなぁ　って




そうだ

なんてことはない

自分自身の為だったんだ




『　世で言われる　「名声」　というのも

　　案外、こういうものなのかもなぁ…　』　とも思った



いつか消滅する自分という存在を恐れ

一生懸命に、自分がこの時代、ここで生き

ここに存在してた、ってことを　残したかったんだ



自分の想いを　残したかったんだ





俺の想いは、文章となって　サイトに載り

多くの人に読んでもらえた



６０億分の６０人ぐらいの

総人口比率にしたら　すごく少ない人数だけど

それでも俺にとっては　幸せだったんだ


自分の想いを、見てくれる人がいた　ってことが




例え、俺が死んで　このサイトが消えたとしても

俺の想いのかけらは　きっとこの６０人の中で

生き続けるんだろう



俺という存在が

確かに此処にあった　っていうことも

こころの片隅に　こっそりあるだけなんだろうけども

きっと、誰かのこころに残り続けるんだろう



それだけで、俺は

『　このサイトを作ってよかったなぁ　』　って思うんだ





俺が此処にいた　ってことを

こういう想いを抱いていた　ってことを

こんな人間が生きていた　ってことを見てくれた


家族、友人、同管理人のKTA

そして　ここまで読んでくれた観覧者の方へ