動植物の絶滅危機や、生態系の変化などの記事だ

これらの問題の原因の殆どが、人間の行動だ



動物の乱獲や輸入、森林伐採による自然破壊など様々だが

これらは全て人が、自分達だけが住みやすいようにと、

自ら環境を歪ませた行為だ



生物界はピラミッド型であると、よく言われる

弱者が多く、強者が少ない　という形で、

弱者と強者は互いに影響しあい、バランスを取っている



だが、人が行った行為によって、

ピラミッド型のバランスが崩れてしまった

農業により、自ら弱者（作物）の生産量を増やしたり、

乱獲によって、特定動物を減少させたりといった行動で、

自らバランスを崩してしまったのだ



人は、肉と草（野菜）の両方を食べることができる

例え肉がなくなっても、草で必要量を補えるのだ

その逆もあり、草がなくっても、肉があれば補える

そして高度な医療技術の確立

そのため人は死なず、数は減ることがない



人口の増加による、食料消費量の増加

それに伴う、他生物の減少、絶滅

それによる生態系の変化

果たしてこれは、『自然』と言えるだろうか



人間は他の動植物と同じ、地球上で生きている

だが何故、こうも他の動植物と生き方や行動が違うのか




生物とは、生き残るために他者を殺したり、

本能のままに行動したり、

自然環境の変化に逆らえずに死んで、

その中から少しずつ進化していくのが、本来の姿である

それこそが、『自然』というものだ



しかし人間は、快楽殺人や狩猟（ハンティング）など

欲求不満の解消の為に他者を殺したり、

自然環境の変化に科学によって逆らったり、

本能を押さえ込んだ『理性』で行動したりと、

『自然』というものに逆らって生きている

これでは人間に　『歪み』　が生じるのも、至極当然の話だ




もし、今の人間が本能のままに行動したら、どうなるだろうか



ちょっくら、考えてみよう

想像でいい




恐らく、レイプや理由なき殺人などの

『自然』ではない行動を起こすことは、想像に難くない

※「そうでもない」って人は、ここでは除外します。すいません
　入れたら話が進まないので



だが、他の生物にはそのような生存競争とは無関係な

意味のない行動は、決して存在しない

生物は『種の保存』こそが本能だからだ




何故、こうも人間と生物の本能は違うのか




これは俺の勝手な憶測だが

人間は『進化』によって、本能が変化したのではないだろうか



進化し、複雑な考えを持てるようになり、

様々な欲求が生まれ、

本能が変化してしまったのではないか



もしそうだとすると、この歪んだ人間の作った社会では

人間の本能が、従来の本能に戻ることは難しいだろう

そして、このまま歪みが進むと、理不尽な犯罪などが多発し、

やがて地球は、人の手によって死んでしまうのではないか




だが、それだけは必ず　避けなければならない




一人一人が地球の一部であることを自覚し、

自然界を最優先した行動をし、

自然と共に生きてゆくという、強い意思を持ち、

少しずつでも自分達の意識を変えてゆけば、

次第に本能も戻っていくのではないか

と、俺は思う