2007/3月ー3

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3月22日(木)

滅多にない地球儀レビュー byFAP

結局、フロート地球儀を買った。

なんの因果かオークションで安く落札できたため、
送料手数料合わせて2100円での購入となった。
興味がある人のためにレビューをしておく。

ステラノバ(STELLANOVA) フロート地球儀(浮揚地球儀)レビュー

製品概要
ステラノバ社製
マグネティック・フロート地球儀 (浮揚地球儀)
(STELLANOVA Magnetic levitating globe)
私が買ったのは球径10cmのブルー×シルバー。

スタンドは銀色の塗料が塗られている。
デザインはシンプルで好印象だが
塗装の光沢が鈍く、チープな印象が拭えない。
地球儀本体はなかなか恰好がいい。

箱の中に簡単な日本語のマニュアルが付属。
大したことは書いていない。
なくても常識があれば普通に浮かせられる。
浮かすための簡単なツール(紙製)も付属。
なくても普通に浮かせられる。存在意義なし。
100V/ACアダプタ付属。
出力 18V 300mAなので消費電力は恐らく5.4W。


どのくらいの高さで浮くのか?
上部アームからは約1cm、
下の台座からは約3.5cmほどの距離で浮く。
正直に言うと、「浮いている」というよりは
「ぶらさがっている」というイメージのほうが近い。
あと1cm下がって浮いてくれれば……。


どんな感じに浮くのか?
「ふわふわ」とは浮かない。
上下の揺れはほとんどなく、指でつつくと
上部アームから糸で吊っているかのように
プランプランとだらしなく左右に揺れる。
ハッキリ言ってこの状態は恰好が悪い。
できるだけ左右の揺れは静めたほうがいいだろう。

早い回転よりもゆっくりと回っている状態のほうが
優雅かつ不思議な雰囲気が出ていい感じ。


浮かすのは難しいか?
簡単。
ツツツとやったらガッとなるまえに
クィッとなってそこでぷらーんやっぴー。

という感じ。 ※「やっぴー」は成功の意。
一度浮くと安定し、結構揺れに耐えられる。


自転するのか?
しない。
摩擦が空気抵抗だけなので
手で回せば意外と長く回るが、そのうち静止する。
20〜30分程度回り、その後30分ほどで完全静止。
脅威のメカニズムとかなんかそんな感じで
自転するギミックをつけてほしかった。


ACアダプタを使わなかったら?
上部アームか台座に磁石でくっつく。
転がらないので突然の停電時も安心。


磁力の影響はどれくらいか?
正確な数値などはわからないが、
地球儀の上下(北極・南極)に磁石が設置されおり、
普通のクリップが約2cmの距離で
引き寄せられる程度の磁力がある。
そのためHDDやTVのそばに置くと
とても残念なことになる。

スタンドのほうには恐らく普通の磁石はない。
クリップを近づけてもくっつく様子はなかった。
地球儀の位置によってON・OFFする電磁石が
あるのだろう。


地球儀としての実用性は?
あまりない。
国名が英語で印刷されており、
それなりに綺麗だが球径が小さいため
ゴチャゴチャして見づらい地域がいくつかある。
ヨーロッパあたりが特にキツイ。
北極と南極は5円玉大の銀盤のプレートで
大部分が覆い隠されている。

北半球と南半球の間(赤道?)に分割線があり、
その繋ぎ目に印刷の誤差が少々見受けられる。
アフリカあたりになると
ちょっとした地殻変動が起きていたりする。


他に気になる点は?
静かな部屋で使うと高周波音が微かに聞こえる。
上部アームにある電磁石の動作音だと思われる。
就寝時に枕元にあると人によっては眠れない。
また、使っているとACアダプタだけでなく
上部アームもそれなりに高温になる。


で、買いなのか?
定価の7,000円だと正直微妙。
個人的にはそれほどの価値はなく、
4、5,000円程度が適正価格だろうという印象。

インテリアとしては面白い。
見てると少し不思議な感じがして楽しいし、
ゆっくり回ってる姿はちょっと和む。

実用性が少なく趣味性の高いものなので、
興味のある人は価格との相談になるだろう。
デザインと雰囲気に惹かれているのなら、
恐らく大きな不満はないはずだ。




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