2005/7月ー2

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7月11日(月)

「食と欲」 byKTA

高校時代、成長期と言われた頃
それは沢山飯を食った
今でもその時の気持ちが残っているので
最近はそんなにも食べれないのに
喰えるつもりで注文してしまうことが多い

注文するだけなら良いのだがもう満腹なのに
満足感が無く、食べ過ぎることもしばしば

特においしい物を食べた時、その食欲は止まらない
友人のヒゲとそんな話をしながら
その日は美味しいと噂の流行屋と言う居酒屋へ向かっていた

店はこじんまりとした店で、客も多く活気があった
とりあえず、エビチリが食べたいと言うヒゲの注文を筆頭に
ネギトロ、豚キムチ、鶏肉チャーハンそれと飲み物

まず先に出てきたのはお通しのモツ煮込み
これが美味かった、この通しの美味さが
他のメニューの味を期待させた

エビチリ、ネギトロ、豚キムチもレバ刺
ありきたりなメニューだが、なかなか凝っていて
その味を引き立てていた、うまい
鶏肉チャーハンも鶏肉自体に味付けをして
ザンギのように揚げてあった

腹は満たされたが、二人とももっと食べたい衝動に駆られる
行きがけにこんな話してたよなとか言いながら

追加で頼んだのは、豚串、チーズつくね、チーズ餅ベーコン
トリ軟骨、デザートにはぜんざい
それとブルーベリーのかかったアイス
食べ過ぎて動けなくなるほど食べました
会計が、飲みもしないで8000円ってのにもビビッたが
味はどの品物も満足行くものだったのでまぁ良いか

チーズつくねはつくねの中ではなく外にチーズが付いてて
そのまま焦げ目が付くまで焼き上げてたし
つくね自体もかなり美味しい
あぁこれがつくなんだねと思わせる美味さだったし

豚串も、美味い豚丼屋で出てくるような美味しい
豚肉が串に刺さっていて違いを見せ付ける

そんな感じで、全体的に細かい所に
美味しさを追求してる感じが良かったな
今度金があるときに是非また行きたい




企業サイトのFlashについて byFAP


私はFlashが嫌いだ。


あ。いや間違えた。

Flashを用いた作品等は特に嫌いではない。
正確には『メニュー、及びコンテンツ閲覧に
使われるFlashが嫌い』である。

大手企業のWebサイトでは、
そういったFlashの使用は意外と多い。
しかし、この手のFlashを多用するサイトは
見ていてとてもイラついてくる。

閲覧者の多く(少なくとも私)は、企業のWebサイトに
知りたい情報を求めてやってくる。
閲覧者にとって大切なのは『求めている情報』であり、
それが何処にあるのか判り易く、かつ迅速に
情報を得られることのできるサイトが最上なのだ。

しかし、この手のFlashサイトは
無駄な動的視覚効果が多い。

入口に辿り着けば、まずLoading。
そしてFlashを用いた様々な視覚効果を経て
ようやく現れるメニュー。
コンテンツを選択すれば、またLoadingやら視覚効果。
挙句の果てに求めた情報がそこになかった時は、
これ以上ないほどに脱力させられる。

企業のWebサイトに来るような閲覧者は
動的な視覚効果の面白さなど求めてはいない。
上記したように、情報を求めてやって来るのだ。
そのような自己満足を見せられ、時間を無駄に
させられるというのは私としては非常に頂けない。

そういった人のためか、FlashページとHTMLページの両方を
閲覧者に選択させるWebサイトも多く存在する。
こういった配慮は非常にありがたい。

これはとても個人的な理由であるが、
私はセキュリティを考えてブラウザは通常
ActiveXやJavaScriptなどは全てOFFにし、
画像だけ表示させてネットサーフィンをしている。

その為、Flashメニューしか存在しないWebサイトでは
ActiveXをONにしない限り何も情報を得ることができない。
(そういった意味ではJavaSpcriptを用いたリンクなども邪魔くさい)
加えて私のPCの性能は高くないため、
閲覧者の環境を考えていない重いFlashがあると
無駄に長いFlash視覚効果時間が更に長くなるのである。

極めて個人的な理由ではあるが、そういう理由で
配慮の足りない企業Webサイトに行くと
イライラして『お前、ふざけんなよ』と
暴言を吐きたい衝動に駆られてしまう。
特に急いでいる時に巡り会ってしまうと最悪だ。

最近特に呆れた、こんなWebサイトがあった。
TOPページにFlashのムービーがあり、『SKIP』などはない。
しかし、そのFlashを最後まで見ないと
メニューのページまで飛ぶことはできない。
ダラダラとそのFlashを見せられメニューのページに飛べば、
そこにはFlashをまったく使っていないメニューページ。

それを見た時、私は心底脱力した。
一体何がしたいのだこのサイトは。

『SKIP』などがあればそこまで気になるサイト構成では
ないのだが、それが無いためあまりにも中途半端で
迷惑でしかないWebサイトに成り下がってしまっている。
おまけにそのFlashムービーに見所も面白みもないとくれば
もう笑うしかない。
はっはっは、ふざけんなこの野郎。


個人Webサイトは自己満足の塊であるため、
そういったFlashの使用は(好きではないが)問題はない。
しかし製品を買った顧客へのサポートなどを含んだ、
自己満足で終わってはいけない企業Webサイトでの
配慮の足りないFlashの使用は迷惑でしかない。

もう少し閲覧者の立場になって考えてもらいたいものだ。


追記(7月12日):
FlashとHTMLの両方のページを作っているのは、
読込・表示のストレス軽減ということだけでなく、
障害者への配慮である場合もあるらしい。

視覚障害者などが使う音声を読み上げるソフトでは、
Flashで表示される文字を読み上げることはできない。
また、キーボードのみで操作している場合、
Tabによるリンクのフォーカス移動が思うようにできない。
そしてFlashにフォーカスが移ると、キーボードでは
HTMLにフォーカスを戻せないという問題がある。
そのような問題を解消するためのJIS規格が存在するそうだ。

■WebアクセシビリティのJIS規格が公開 (MYCOM PC WEB)
> 基本方針としては、Webコンテンツを企画、制作するときに、
> 可能な限り高齢者・障害者が操作、または利用できるように
> することを目的としている。
>
> 基本的要件としてはWebコンテンツについて、
> (1)視覚による情報入手が不自由な状態であっても操作、
> または利用できる
> (2)聴覚による情報入手が不自由な状態であっても操作、
> または利用できる
> (3)特定の身体部位だけを想定した入力方法に限定しないで、
> 多様な身体部位で操作、または利用できる
> (4)身体の安全を害することなく操作、または利用できる
>
> また推奨要件で認知・記憶障害者への配慮が見られるほか、
> 閲覧環境をできるだけ限定しないことや、情報通信機器に
> 不慣れな利用者でもWebコンテンツを操作、
> または利用できることが挙げられている。


また、Flash自体にもその問題を解決する手段が
取られているようだ。
ただ、すべての問題を解決できているわけではないらしい。
これに関しては
■アクセシビリティの「敵」? - アクセシビリティはFlashにもある
(同上) を参照していただきたい。

FlashとHTMLの両方を用意している企業のすべてが
このJIS規格を意識しているのかどうかはわからない。
しかし、無駄なFlashのないページを用意しているWebサイトは
人々から広く歓迎されるサイトであると言えるだろう。

(情報提供: 海坊子 氏)

余談:
■掲示板での海坊子氏の書き込み(7月12日投稿)を抜粋
> 画像に対して、代替テキストを付けていない場合。
> 最近までアメリカのほとんどの航空会社では、
> チケットの画像にAlt属性を付けていなかったため、
> 視覚障害者はチケットを買えないということがあったようです。
> Alt属性を付けていた航空会社は1社だけで、
> つまり、アメリカの視覚障害者はその1社以外の航空会社を
> 利用した事が無いという結果が出たそうですよ。
>
> 日本だと静岡県がアクセシビリティに対して積極的です。

万人にとって不便のないサイトを作るというのは難しいことだ。
しかし、足りないものにハッキリと気付いた時は、
できうる限りの対策を取っていく。
公共や企業Webサイトにおいては特に
そういった姿勢が大切であると私は思う。





7月12日(火)

「必然なのかもしれない」 byKTA

先日、友人の「とっち」がバイクを購入した
3年前の夏、俺達がまだ大学生だった頃
彼は俺やSさんの乗るバイクを見てバイクに惚れ込み
その年、彼はその勢いでバイクの免許を取り
念願の2ストバイクSUZUKIのガンマを購入をした

そしてそれは丁度俺が日本一周の
ツーリングに出かけた時期でもあった
俺の出発が彼のバイク所持よりも早かったため
一緒に走ることは出来なかったが

「きっと雪が降る前には北海道に帰ってくるから
   帰ってきたら二人でツーリングにでも行こう」


そう約束をして俺は旅立ったのだ

それから二ヶ月が経ち、俺は青森の船着場で
日本一周を目前に控えた所でとっちに電話を入れた

話を聞いていると、この二ヶ月の間に
とっちも北海道内をガンマで駆け回っていたようだ

K「明日、朝一の船で函館に渡る、何とか無事に帰れそうだよ
  いろいろ話したいこともあるし、帰ったら一緒に走ろうぜ」


と「じゃあ俺、明日は休みだから中山峠まで迎えに行くよ」

K「したら明日は二人で揚げ芋でも食ってから
  峠道をかっ飛ばして凱旋だな」


なんて話をしていたと思う



その日の夜中、大雨と格闘しながら船着場で野宿をしていると
今度は、とっちから電話があった

と「事故った、ガンマぐしゃぐしゃにしちまった」

K「ガンマより、お前は大丈夫なのか!?」

と「なんとかね、骨はいったかもしれないけど元気だよ」

K「そうか、よかった、ほんとに良かった」

と「だから明日はいけそうに無いよ」

K「当たり前だろ、ゆっくりベットで寝てろ
  今度会ったときに土産話でも聞かせるからよ」


結局その時、俺はとっちとツーリングに行くと言う願いは叶わなかった
その後、彼も忙しく、バイクを買う金も貯めることが出来ないまま
3年の月日が経ってしまった


去年、彼は就職を決めたが、就職先の都合で
今年の秋からの勤務となり、そして秋には東京へ旅立つ

そして、春頃からちまちまとアルバイトを続け
最近、6月になってようやくバイクを買うお金が貯まった

今度の愛車はHONDAのVT250
値段で選んだから古いけど、良さそうなバイクだ
もう今年の夏を逃すと俺がお前と
バイクで走りまわる機会は無いかもしれないね

「この夏は二人で北海道一周だな」

なんて話してたのがバイクを買うめどが付いた
先月の話だったけか

初めに購入したとは書いたけれど
今現在は整備中でまだとっちの手元にバイクは無い

あと数日もすればバイク屋から連絡が入るだろう
そしたら、今度こそ一緒にツーリングに行ける
楽しみだ、何年待ち焦がれただろう
お前とバイクで走りまわるのを

それなのに
それなのに昨日車に乗ってる時に
スピード違反で捕まって一ヶ月免停になったって
お前一体どういうことだよこのやろう

さっさと違反者講習受けて免許もらって帰って来い


byFAP

ここまでいくと、もはや呪われた運命すら感じる。
とっちのバイク好きは私も知っているだけに、
なんともせつない話だ。




7月13日(水)

「死刑」 byKTA

今朝テレビでアメリカの殺人鬼のニュースをしていた
その中でこの殺人鬼は逮捕はされたものの
殺人を犯していた時期がその州の
死刑制度廃止時期と被っていたことから
死刑にはならないかも知れないということを議論していた

議論といっても、出演者の大半は
こんな殺人鬼を死刑にしないなんて、とか
それは理由にならないから死刑にするべきだ、とか
そういうような内容だった

いったい、どっちが殺人犯なんだか




7月14日(木)

世界遺産という違和感 byFAP

本日、知床が世界自然遺産に登録された。
テレビでは関係者が屈託のない笑顔を浮かべて
喜びを噛みしめていたが、私にはどうもピンとこない。

理由は2つある。

1つは、世界遺産に認定してもらう目的が、
知床半島の環境保護ではなく世界遺産というブランド、
つまり観光客誘致のための知名度獲得であるように
見えてしまうことだ。

保護が目的と言われても、
第三者機関に肩書きを与えてもらえなければ
自分達で自然を保護できないのか、
と私には思えてしまう。

もう1つは、知床の自然は私達が創ったわけではなく、
せいぜい「人間が手を加えないように注意した」
というだけであるのに、「誇りに思います」などと
まるで自分達が創り上げたものであるかのように
住民と関係者が浮かれていることだ。

我々が勝手に作った枠の中で、
我々が創ったわけではないものを取り上げ、
我々が喜ぶ。

まるで出来の悪い喜劇を見ているかのようだ。

ただ、世界遺産などとは関係なしに
知床の自然は美しいと思う。
私はテレビでチラッと見ただけなのだが、
ブラウン管を通して見てもそう思えるのだから、
実際にこの目で見たらさぞかし感動することだろう。

今後、世界遺産というブランド獲得を引き金にして、
より多くの人が知床半島へ観光に来るだろう。

観光客増大の影響によって、
知床の景観・環境が破壊されないことを
祈るばかりである。



byKTA

世界遺産の知床も、世界遺産じゃない知床も
まったく何も変わらないんだけどね




7月15日(金)

「そして伝説へ」 byKTA

この日の日記で触れたが、友人とっちがバイクを買った
そのバイクがすこし前にとっちの手元へとやってきたそうだ
幸いなことに免停とはなったものの
それを受理する書類がまだ届いてないので
免許の停止はまだ執行されていない

バイクが来てからのこの数日間
彼はあちこちと走りまわり風になっていたと言うのを
メールのやり取りで伝え聞いていたのだが

そんな彼から今日電話があった
その時は仕事中で出れなかったのだが
俺の誕生日前後(7月24、25)に二人とも連休があるから
その日にどこかへ行こうという話を前々からしていたので
おそらくはその電話だろう

仕事を終えてから折り返し電話をしてはみたものの
電話は繋がらない、今度は彼がバイト中のようだ
俺は、繋がらない電話を切りポケットへ入れ
そのまま帰路へと付いた

帰道、時計を見ると彼のバイトが
そろそろ終わる時間だと言う事に気が付いた

後で電話をするよりも、今少し直接話した方が良いかもしれない

電話代のことも考えてか
自分でもよくわからないがそう思い立って
俺は進路を彼のバイト先であるお洒落なバーへと取ったのだ

流石に作業着を着ているお洒落なバーに似つかわしくない俺が
店内に注文もせずただ入るのもあれだなぁと思い
俺はバーの前に着くと電話で彼を外に呼びつけようと
携帯電話を手に取った

その時だ、俺とも顔見知りである店長さんが
お客さんを送りに丁度外へと出てきたのだ

事情を話すと、中に入ってなさいと
快く俺を店の中へと通してくれた
なるほど、お客さんも居ないしそろそろ閉店時間だから
中で待ってろということなのか

そう思い中に入ると、8割程の席が埋まっているではないか
この店は掃除を終えて小汚い作業着を来た
俺みたいな小僧が入れるような店ではない
そもそも俺のような貧乏人が来れるような店でもない
そう、ここはブルジョアなセレブ達が本物の酒を求めて
来るような店なのだ

固まる俺
噴出すとっち

とりあえずポーズを決めてお勧めをひとつ頼んでおいた
この店にこんな格好で来るやつは俺が最初で最後になることだろう

その日は、お客さんの盛り上がりも良かったのか
閉店時間を1時間ほど過ぎてようやく最後の客が帰っていった
帰り際、リュックを背負った俺の格好を見てどう思ったのであろうか

店を閉めてからようやく本題に入る

K「さっきくれた電話なんだが」

と「あーあれね、いやヤフオクで
   買って欲しいのがあったから
     それをお願いしようと思ってねぇ」


K「って、それだけ? 他は?」

と「いやそれだけ、他に何かあったっけ?」

こいつ、すっかり忘れてやがる

K「いや、24日前後にどこへ行くのかなと思って」

と「あーあれね、とりあえず何処かへは行くと言う方向で」

K「ま、そうね、いつものことか」

そんなこんなで二人は店を後にし
その後、二人でバイクに乗って少し夜の街を流す事になった
腹ごなしをして二人は一路小樽へ

次回へ続く




7月16日(土)

「そして伝説へ2」 byKTA

前回の続き

途中着替えがしたいのと荷物をおきたいので
一度俺の家により、電話で頼まれようとしていた
ヤフオクの状態を確認してから
二人は小樽、毛無山展望台を目指してバイクを走らせた

だんだんと明るくなって行く空を見ながら
ほとんど車の走っていない国道を快適に走り
国道を曲がってからは
今度はまさに峠と言うような峠道を
バイクを寝かし込みカーブを曲がり展望台を目指した
朝の冷たい風が心地よかった

丁度展望台へ付いたころ
朝焼けが小樽の海を朱色に染め綺麗だった
写真でも撮っては見たがこの美しさは
リアルでしか感じられないだろうな

二人で綺麗な朝日を眩しくなるまで眺めながら
その勢いでさらに奥のトンデンファームで行く事にした
道を知ってる俺が先行を走り、今度はお互いのバイクを乗り変えて
次の目的地トンデンファームに向かって走り出した

もう眩しくなった朝日を浴びながら二人はバイクを走らせる
とっちの新しい相棒VT250は俺が乗っても快適だった
何キロ位だったんだろうか楽しみながら走っていると
あっという間にトンデンファームが見えてきた
いつもならここでアイスを買って帰る所だが
流石にこんな時間に店が開いているわけも無く

今度はとっちが先頭でお互い自分のバイクに乗りなおし
家へ帰る事になった
いくつかのカーブを曲がり、後追いだった俺が
長い直線でとっちのVTを抜こうとすると
彼も察したのか、先にいけよと、手を掲げた
俺はとっちのVTを抜くとミラーから見えなくなるまで引き離し
峠を颯爽と下っていった

少しして、俺はバイクを見通しの良い直線で道路の端に停め
まだ乗りなれていないとっちのVTが追いつくのを待った

待った

待った


おかしい、どんなにトロトロ走っても
いい加減、もう着いても良いころだ
免停を控えてるし、まだ乗りなれてないんだから
あまり突っ込んだ運転はするなよと釘をさしておいたが
まさか何処かでコケてるんじゃ・・・・

そんな予感がして、待ちきれずに俺は峠道を引き返した

コーナーを3つほど曲がった所に彼はいた
彼は無事だった

次回へ続く




7月17日(日)

「そして伝説へ3」 byKTA

前回の続き


彼は無事だった

ただ、その横で彼の相棒のVTが無惨な姿で横たわっていた

俺はバイクを停め、あわてて駆け寄ると
開口一番に彼はこう言った


と「いきなり鹿が飛び出してきたんだよ!」

K「鹿!? つかお前は大丈夫なのか?」

と「あー、ズボンが破れて少しひざをすりむいたけど
      足は動いているから、折れてはいないだろう
         自分の事ながらチョット凄いなと思ったよ」


K「そうか・・・・
    で、VTはどうよ?」


見るとカウルとミラーが割れ、ハンドルが折れ
ベコベコに凹んだタンクからは給油口が歪んだのか
少しガソリンが漏れていた

と「ご覧の通りだよ」

K「みたいだな、納車されてから三日だっけ?」

と「うん、三日」

K「そっかー・・・・・鹿ねぇ・・・」

と「うん鹿、いきなりピョンってね
  別にスピードはそんなに出してなかったんだけど
   コーナリング中でいきなり出てきた
     慌てて避けたからなそのままズサーって」


K「鹿か、そっか
  俺、ここには結構来てるけど
  ここじゃあ一度も見たこと無いけどな」


と「でも凄いジャンプ力でピョンって」

K「そっか・・・でもま、とりあえず
     これじゃ乗って帰れないし
       このままにして、家帰ってから考えるか」


と「そうだね」

二人の間に笑い話にもならない事実が突き刺さった
もう呪われているとしか思えない

とっちのバイク運の無さには俺も切なくなる
そろそろ笑えない

神はこの男にどんな試練を与えたいのだろう
彼のこの一連の出来事は、俺の中で伝説になった




「そういや厄年」 byKTA

とっちの不運は今回の件ばかりではない
思い返せば去年春の公務員試験の受験日直前に車に轢かれ
今まで勉強してきた記憶が飛んで散々だった
とっちが受けた一度目の公務員試験も不運だった

猛勉強をして秋の公務員試験は見事に受かったものの
願っていた道内残留は叶わず東京勤務に決定

しかも春からの勤務のはずが会社の都合で
秋からの勤務と引き延ばされた

その間、必死にバイトをしてバイクを買い
納車までの浮かれ気分で車の運転をしてると
スピード違反で逮捕され、30日免停+罰金10万前後

そしてやっと納車されたバイクは
納車から3日目にして廃車に(←恐らくは)
もう見てられない

思わず、とっち救済募金でも作ろうかと
本気でおもったほどだ
知人で彼を見かけたら
「ドンマイ」と言って肩を叩いてあげて欲しい


いやしかし、何かしらカンパしてやりたいなぁ


byFAP

さすがに…
そこまで行くと笑えないな……。

ドンマイ、とっち。
きっとそのうちいいことあるさ。




7月18日(月)

くだらない疑問 byFAP

『目の色を変える』という言葉がある。

目の色を変える、ということはどういうことか。
例によって、そんなくだらない疑問を考えてみた。


『目の色を変える』と言っても、
本当に目の色が変わる人間はいない。
いや、1億人に1人くらいは本当に目の色が変わる
特殊体質の人間がいるかもしれないが、
この言葉はそんな特殊ケースの話ではない。
一般的な慣用句である。

ということは、一般的な慣用句だからこそ
なにか由来となる、一般的な現象が
あるのではないだろうか。

では、一般的な
「目の色が変わって見える現象」
とは何か。
適当にいくつか説を考えてみた。


■説その1.
 瞳孔の大きさが変わり、
 実際に目の色が変わったように見える。

適当に考えた割には意外と当たっているような、
そんな気がしてくる説である。
もしもKTAに「FAP知ってるか? 『目の色を変える』
って言葉は、瞳孔の大きさの変化が由来なんだぜ」
と言われたなら、私は
「へー、そうなんだ」
と至って普通に納得することだろう。


■説その2.
 目を見開くことによって眼球の面積が広がり、
 光が反射して目の色が変わったように見える。

これもまた微妙に当たっていそうな説である。
あまりに微妙すぎて、嘘なのか真実なのか
自分でもわからなくなってくる。


■説その3.
 目を見開くことによって眼球の面積が広がり、
 球結膜(白目)と角膜(黒目)の比率が変わって
 目の色が変わったように見える。

この状態はどちらかと言うと
『目が点になる』という慣用句の
由来に近いと思われるが、
そんな細かいことは気にしてはいけない。


■説その4.
 説1、説2、説3の複合。

 (1と2、1と3、2と3、1と2と3、の4パターン)

説明不要。
やや投げやり。


とまあ、適当に4つほど説を挙げてみた。

そもそもこの慣用句に科学的な由来など
存在しない可能性もあるが、
たまにはこういう無駄な思考も面白いと思う。

果たして『目の色を変える』の真相や如何に。





「俺的語源」 byKTA

面白そうなこと考えてるねぇ
目の色を変えるか

goo辞書によると
>目の色を変える
>目つきや表情を変える。
>怒ったり、夢中になったりするさまにいう。


だから、目の色を変えると言うのは
目つきを変えると考えていいと思う

目つきを変えると、FAPが言っている通り
瞼や瞳孔の開き具合で面積が変わり
色合いも変わると考えて良いのかもしれない

でもこんな話になったからにはひとつ
俺が思った疑問を投げかけたい

そもそも「目の色を変えるの」『色』の部分は
本当にカラーの意味の『色』なのだろうか?

そもそも「色」と言う語には雰囲気や形
というようなニュアンスも含んでいるように思う
そう考えると、実際の色(カラー)を変えているのではなく
急激な表情変化により目の雰囲気や形を変える
という意味に取れなくも無い

それならば、ただ目つきを変えると言う事であっても
目の色を変えるに置き換えることも出来そうだが
どうだろう


byFAP

> 「目の色を変えるの」『色』の部分は
> 本当にカラーの意味の『色』なのだろうか?

言われてみれば、確かにその通り。

私が上記の文章を書いていた時は、
『本当に目の色が変わる人間はいない』
という前提の上の話だった。
そのため、無意識に『色』をカラーの『色』と仮定して
どのような状況なら『色』が変わって見えるのか、
という話を展開していった。

KTAの言う「この慣用句の『色』は目つきや雰囲気の変化を意味する」
という説も、確かに真実味が感じられる。

短歌や俳句など、日本語は一つの言葉に
多くの意味や解釈を含める文化が存在する。
この慣用句もまた、それらと同じように、
言葉の本来の意味と、異なる意味や解釈が
含まれているというのは充分にあり得ると思う。




7月19日(火)

「電話代と会社」 byKTA

最近会社へかける電話代が気になる
と言うのも、先月あたりから会社で人手不足らしく
仕事を手伝いに行く回数が増えその連絡をするのに使うのだが

もちろん俺から仕事ありますか? 何て聞くわけも無い
「頼まれてるから、行ってやっても良い」
これが俺の今の会社との付き合い方だ

じゃあなぜ俺の方が通話代を負担するのかと言うと
毎回毎回授業中に電話が鳴り、授業が終わるとかけ直すからだ
メールと違い不在着信は内容がわからないから
毎回俺は何か急用なのでは?と思いかけ直す

大半は今じゃなくても良いだろ、と思うような内容なのだが
向こうとしては業務時間内に業務をこなしているだけなのだろう

その話の内容は、直ぐに終わる用事ではなく
仕事の内容を聞いたり日時を聞くため数分間話すことも少なくない
今俺の携帯の通話料金は一分40円

2分ちょっと話しただけで120円
毎日ジュースを買わずに水を飲み節約している俺にとって
この120円がどれだけ貴重な物なのかわかってくれるだろうか
※無論ある程度の通話料金は無料通話料と相殺されるようにはしてあるが

これは指定している人間ならメールが無料
通話料金半額、土日は35分間でも5分分の通話料で話せる
などがあるので、最も安上がりになるプランだ

先月までは

今月の電話代金は会社へかける事が多くなったので
いくらか多く払う事になりそうだ

この旨は会社側に伝えたが
「思い立った時に電話をしないと忘れる」
「会社からメールが打てないので電話しか無理」
「自分の携帯から打つのはめんどくさい」
等の理由で改善されたとは言えないだろう

俺は何も会社に金を払えと言っているのではない
少し改善すれば俺のように不満を持つ人を減らすことが出来るのに
それをしないと言うのはどういうことなのかと問いたいだけだ

少なくとも俺は会社が払うべき出費を
半ば強制的に俺に負担され迷惑に思っている
俺の電話からでは「かけなおしてください」
の連絡を入れるだけで40円もかかるのだ

企業対企業なら気にもならないだろう
自分の金が減るわけでもないし間違いなく必要経費だ
しかし企業対個人でこれは、横暴でしかないと思う
企業側は気づいていても、その横暴な手段を取っているのか
それともただ気づいていないだけなのか




7月20日(水)

「寝違え」 byKTA

この前、友人宅で仮眠を取った後
起きてから痛みがあるのに気が付いた
どうやら寝違えてしまったようだ

足を

いやいや、ちょっと聞いてくれ
同じ事をその場で言うと、その友人は
「足を寝違えるっておかしくないか?」
と言ったんだが、寝ているときに、何かを間違えて
体の中のどこかの部位に痛みが走る
これは立派な寝違えとは言わないのだろうか?

俺の場合狭い所で寝ていたので組んだ足が
丁度下にした足の膝の位置に乗っていたのと
その下に隙間があったことで、やんわりと
膝関節をかけつづけられたような感じになったのだ

当然起きるまで十分な時間をかけてやんわりかけられた
このオリジナルの関節技、痛みは数時間続き
次の日起きるころにはもう治っていたが
これも十分寝違えといえるのではないだろうか

次の日少し調べてみたが、寝違えの治療法を見ようとしても
何処のページも首、肩、首、首、腰と、そればかりで
足の寝違えの治療法やその事例も無かった

足は寝違える物として認められていないのだろうか


byFAP

一般論としては、『寝違え』というものは
首肩あたりに限定した症状を意味するようだ。

例えば、簿記で出てくる『貸方』『借方』は、
相手に貸した、借りるということに関係なく、
あくまで名称であり、『右』『左』のような意味として
使われている。

同じように『寝違え』もまた、『寝て違える』という意味ではなく、
ただの名称として使われているのではないだろうか。

KTAのその症状は、どうだろうな。
足がつった、とか、神経が伸びた、とか。
もしくは、症例がマイナーすぎて、
寝違えという言葉に定義されていない、とか。



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