2005/4月ー2

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4月11日(月)

「忘れられないこと1」 byKTA

「にぶい」俺はこの言葉を言われるのが凄く嫌
俺自身が、鈍い人心の底では馬鹿にしていたからだと思う

いまだに根に持ってるのだが、中学の時に
一般中学男子がするようにパンチを鍛えようと
壁等を殴って、こぶしを鍛えていた時期がある

そして、ある日そんなトレーニングのかいもあってか
全力でコンクリを殴っても耐えられるほど
俺のこぶしは硬くなった

早速俺は友人にそれを自慢したく
目に付いたクラスメイトにその事を話した

K「全力で壁を殴っても痛くなくなったんだよ」

友「へぇじゃあKTA鈍くなったんだ」

K「はぁ? いや鈍いとかじゃないだろう」

友「え、だって痛さを感じなくなったんだろ?」

K「いや、だからね拳が硬くなるように鍛えたのさ」

友「だから、鈍くなったんだろ?」

K「いやよ、だってさ、格闘家が痛みを感じないで
  瓦を割れるようになったのは鈍くなったって言うか?」

友「うん、そうだけど、KTAは格闘家じゃないだろう?」

K「・・・・・」

なんかすげー屈辱的だった
今思うと痛みに鈍くなるのと同時に
拳を硬く鍛えたのだろうから
間違ってはいない、でもこの友人は
俺が鈍くなったでひとくくりにして言いやがった
それが許せなかったと同時に
なんか言い返せない自分が悔しかった





byFAP

これ読んで子供の頃、謎の修行をしていた記憶がよみがえり、
恥ずかしさでちょっと悶えそうになった。




4月12日(火)

「忘れられないこと2」 byKTA

それは中学時代、合唱発表会の練習で
クラス全員で放課後、歌の練習をしていた時のことだ

俺、歌はわりと好きで、練習も真面目に参加していた
隊列を考える時に、声の出ている人を真ん中に置き
だんだんと、声の出ていない人を配置している中
俺は、だんだんと端っこに追いやられた

もう出せないと言うほど声を出しているのに
音程で言われるならともかく、音量が無くて
端っこに追いやられたのだ
でもま、みんな俺より声が出るんだろう程度で考えて居たが

それでも一番端に居た人は
恥ずかしがってほとんど口パクだったので
彼よりは声を出している自信はあった

そして、何回目かの練習の後
最終的に俺は口パクの彼より声を出していないと
評価され、一番端に追いやられた

ショックだった、でも頑張っていれば
もう少し評価も得るだろうと考え
俺は、一生懸命歌った、それこそ腹の底から声を出した

そして、俺がこれ以上ないぐらい、大きくうまく歌えた時
指揮者約の人に名指しでこう言われた

「KTA君、声、出す気あるんですか?
       ちゃんと声出してください」

ショックだった
その時は怒りに任せて
隣の口パクのヤツを引き合いに出してしまったし
俺最低

口パクだった彼も含め俺の周りに居た人が
フォローしてくれてなかったらどうなっていたか解らない

今考えると、俺の声は通りが悪く
近くに居た友人達には聞こえても
指揮者の距離じゃ聞こえなかったり
俺の声と認識されてなかったんだと思うけど

あれは、ショックだったな



byFAP

それは……切ないな。




4月13日(水)

暗中 byFAP

思うこともなく、立ち続ける。
しばし思案し、やがてその場を去る。

最近はPCの前で『何を書こうか』と考えても
何も出てこない。
ネタも、書きたいと思うことも、何もない。
前はどうやって書いていたのか、
それすらもわからなくなってきている気がする。

『面白い文章とは何か』と考えても、答えは出ない。
『面白い』という概念の条件は論理では証明できず、
また人によって様々に異なるからだ。
だからこそ私達はがむしゃらに何かを生み出し、
その中で価値のある、面白いものを探り続けてきた。

昔は、それでも『面白いものを書いている』という
漠然としたイメージを持って文章を書いていた。
それらは、少なくとも当時の私には『面白い』と感じられた。

だが、今の私にはそういったイメージがない。
どう書けば自分が『面白い』と感じるのか、
それすらもわからない。

何かを手に入れるためには、
何かを犠牲にしなければならない。

きっと私は、そのイメージを犠牲にして
得体の知れない何かを手にしたのだろう。





「謎」 byKTA

俺の学校はとあるビルの4階にある
他の分野の生徒は3、5階やらに振り分けられてるのだが
先日、そのビルの一階からエレベータに乗った時
一人の男性と同じくエレベータに乗り込んだ

その彼は俺よりも先に乗り込み
3階と4階のボタンをほぼ同時に押した

俺は4階のボタンが押されないようなら押さないとな
と、見ていたのだが、彼は確実に3階のボタンを押してから
その後4階のボタンを押したのだ、それも連打で

そこでの俺の解釈はこうだ「あぁ間違って押したんだね」
間違って3階のボタンを押してしまい
その後自分の行くはずの4階を押した
そう思うのが普通、と言う動きを彼はしたのだ

しかし、彼は3階で降りて行ってしまった
この、彼の行動は
まるで、俺の心を読んで、俺の変わりに
4階のボタンも押してくれたようにも見える
もしくは、初めから俺が4階に行くのを知っていたような

しかし、俺は独り言言っていなかったし
もちろん彼とも、知り合いではない
と言うか、初めて見た顔だった
教科書を見れば、予想できる、とも思ったが
俺のリュックは完璧に中が見えないリュックで
手にもその時は何も持っていなかったのだ

なぜ彼は俺が4階で降りるとわかったのだろうか?




4月14日(木)

「自分」 byKTA

「自分とは何か?」
その答えを見つけるには
自分以外を見つめなければならない
自分しか見ていなければ
死ぬまで自分は見えてこない
最近、そんな当たり前のことに気がついた

自分とは自分の中にはあるが
他者を見なければ見つけることは出来ない

たぶん、完全なる自分自身と言うのを知りたければ
自分以外の全ての物を知らなければいけないだろう

おぼろげでも、自分がどんなものなのかを知りたいのなら
ある程度、自分以外の物の「法則」とでも言おうか
そういう「流れ」を掴めばそこに自分を見つけることが出来る

そして、知るのは「おぼろげな自分」だけでいい
だって、人は変わっていくから
完璧な自分自身なんてものには一生追いつけない

そして、おぼろげな自分を知った時
たぶんあなたも「気づく」でしょうね




4月15日(金)

「だから!」 byKTA

俺の家のウオッシュレットの水圧
最大にして下げないヤツは誰なのよ!




4月16日(土)

ホラー byFAP

おどろおどろしい効果音が鳴り、タイトルが表示される。
それだけで私の肝は軽く冷えた。

よく晴れた土曜日も時は流れ、日が暮れ始める。
明かりの点いていない部屋は薄暗く、
映画を見るには丁度いい明るさであった。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」。
先日、KTAが貸してくれたDVDである。
彼曰く、

「俺は最初の15分でヒいた」

とのこと。

本格的なホラー映画は何年ぶりだろうか。
聞くところによるとこの映画はリメイク作品であり、
ゾンビが全力疾走する映画らしい。
色々な意味で楽しみである。

音声メニューが決定され、本編が再生される。


最初の15分で私の体は「ビクン」と2度ほど浮いた。
あと確かにゾンビが全力疾走していた。
凄いな最近のゾンビは。

しかし見ていて痛感したのだが、
私はホラー映画が苦手のようだ。

静寂から一転、大音量の効果音とカメラワークで
観客を驚かせるという古典的な手法に私は非常に弱い。

おまけに、無駄に整ったホームシアターシステムにより
ドキリとさせられる音響効果は更に昇華されて
もはや私の手に負えるものではなくなっていた。

あまりにも怖いので音量を2dbほど下げてみたり、
『ここらで来そうだ』と予想して指で耳を塞いでみたり、
「あー」とか「うー」とか声を上げて音声を完全に遮断したり、
挙句の果てには薄目になったりならなかったりと、
あらゆる手を尽くして私は恐怖と戦った。
小学生か私は。

きっと女の子とおばけ屋敷に入ったら、
「…ふあっ!!」みたいな微妙な叫び声を上げながら
情けなくも女の子にすがるだろう。
そのくらい突発的な驚かしには弱い。

ちなみに肝試しは色々な事情により嫌いなので、
もし私の周りの人の間でそういう企画をやろう、
ということになった場合は私を誘わないで欲しい。
無理矢理拉致られても、私はきっと車から出ないと思う。

映画的には私みたいな超ビビリは真っ先に死ぬ役だろうが、
(FAPだけ車内待機、皆は肝試しへ → 皆が車へ戻るとFAPがいない
  → 道端か建物の中で倒れてる → 死んでる!
 または、
  車内でうつ伏せ → なんだよFAP、寝るなよー → 死んでる!
 みたいなパターン。)

現実は現実、映画とは違う。
怖いものは話だけで充分、映画やリアルは勘弁して欲しい。

話がかなり脱線したが、
そんなわけでヘタレの私は様々な手法を用いながら
映画を鑑賞していた。

すると突然、映像が乱れて真っ暗な映像になった。
明かに映画の演出の類ではない。
何が起こったのか理解できない私は画面を見つめる。

画面に映るは『このディスクは再生できません』の文字。
PS2の安物ピックアップレンズによるエラーのようだ。

しばしその画面を見つめ、私は思った。

『 ………………


       ……勝った!』


明らかに負けていた。





「バイク始動」 byKTA

いやぁ長かった、長かった
ようやく冬も終わってバイクが出せた
いろいろ見てもらってたから
出すのは少し遅れたけど

にしても、やっぱ気持ちいいやね
今年はどこへ行こうか、頑張れ俺のバイク




4月17日(日)

「忘れられないこと3」 byKTA

アレは俺が小学校1年生の時だっただろうか?
夜遅く、と言っても小1の俺の思った遅くだ
恐らくは、8時から10時の間だろう

俺の家の電話がなった
母がその電話にでて、頷いたり
返事を返しながら泣き出した

今の俺が振り返っても、母がぼろぼろと泣き出したのは
あの時しか、記憶に無い

その電話は誰からだったのかは解らなかったが
俺の祖父、母の父親の癌を宣告された物だった

俺が癌なんて単語がわかっていたのかは謎だが
母は、俺に泣きながら
「おじいちゃん、癌だったんだって」と教えてくれた
俺は、母のそんな姿を見たことが無く
一人おどおどしてた、慰めてたのかな?
その辺りは覚えていないが

その時の、電話台で泣き崩れた母の姿は
未だに、忘れられない
その姿から、当時の俺は、何を思ったのだろうか




4月18日(月)

「感じる」 byKTA

「知ること」「理解すること」「わかること」
似ているけど、意味合いは少し違う
まず初めに、知らないところから、何かを「知る」
そして、それについて「理解する」
そして、最終的に「わかる」となるのだと思う

その方法は「見る」「聞く」「感じる」だ
俺がその中でも重要だと思ってるのは「感じる」こと
だから、上で言っている「わかる」と言うことは
自分自身で感じ取れた時初めて言えるのかもしれない

見たものはすぐ忘れてしまう
聞いて、も意外と簡単に忘れてしまう
だが、感じたことは忘れずらい

よく、冗談で「考えるんじゃない、体で感じるんだ」
なんて言うけど、あれもあながち間違ってないと思う
ただ、考えてもいいとは思う
考えることで感じ取れるようになることもあるから

考え、理解し、そしてそれを感じ取って
自分に取り込むと言うことが
自己を高めていくと言うことでは無いだろうか


なにKTA馬鹿なこと言ってるんだって思った人
自分の中に確かに答えがあるのに
言葉に出来なかった経験はないかい?

それは多分、理解する前に
感じ取ってしまったからなんだと思うよ
理解はしなくても、正解を感じ取ってしまうと
そういう事態になるんだと思う、逆に理解さえしてれば
人に伝えることは出来るのかもしれないけど




4月19日(火)

「テキスト」 byKTA

テキストのページに少し
日記に書いたものを追加してみた

ここのところ、すごいたまたまだけど
だいたい15日おきに何かしら更新していた

もっとも最近は日記に書いたものを
そのまま流用してるのもあるけどな

最近日記に書くようなことも無いので
テキストで書こうとしてたことをそのまま書いて
そういうものは、後にTOPから消えたら
テキストとしてアップしてると言う感じか

多少修正していたりもする
ほら、俺は日記書くとき、何も考えないから
じっくり読み込むと、少し修正したくもなるのさ

最近はあれだね、いろいろ考える時間が出来て
思ってること、書きたいことがわりと多い
好き勝手書いてるのは楽しい

運良くここには、たまに読んでくれて
共感してくれたり、いろいろ思ってくれる人も居る
そういう時は、サイトやっててよかったなって思う

このサイトはいつのまにか
俺にとって掛け替えの無いものになっているなぁ




4月20日(水)

「バイク屋に行った」 byKTA

と言っても、今回の目的はバイクではなく
バイク用品全般である

一番の目的はブレーキパット
そろそろ限界なのでいつでも変えれるように
買っておきたかった

あと、この時期や秋口に今のグローブでは寒すぎるから
暖かい厚手のグローブも欲しい
それと最近の防犯グッズも見たかった

って感じで、バイク屋に行くと
買いたいものはいくらでもあるが
金が無いのが問題だ

ブレーキパットは安全のために買うとして
フロント用に2個買うと9000円程度
これで、いっぱいいっぱいなのだが

去年から、厚手のグローブは欲しかった
だって手が寒くて動かなくなるんだもの

グローブも欲しいが金は無い
悩んだ、悩んだ、それはもう悩んだ

そこで俺はこう考えた
俺に収入は無い
これから、時間が経っても手持ちの金は変わらない
だったら、まだまだ寒い、今、速攻で購入するか
それとも、今年は寒さに耐えて乗り切るか
この二つしか選択肢は無い
ようは、今この場で買うか、今期は買わないか

難しい、そこでまた悩む


結局、特価と書かれたグローブを見つけ
購入、半額で5000円なり

デザインも嫌いじゃないし
早速バイク屋の帰りに履いて来たが
手は思ってたより暖かくなった

そんな俺の手とは裏腹に財布は寒くなったけどな



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