2004/1月ー3

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1月15日(木)

まつりのあと byFAP

玄関を見る。

…見間違いだろうか。
もう一度よく見る。

…うん、間違いない。


ドアが半分 U MA TTE RU ー!!

あっはっは、こりゃすごい!
これは吹き溜まり効果とでも言おうか。
いや、英語でドリフトエフェクトと呼ぼうか。
いやいや、それよりもさっさと除雪しよう。
客が玄関に近づけねえよ。

俺の家の車庫に裏口があってよかった。
出口が玄関だけだったらドアが開かず、
窓から突撃しなければならなかっただろう。

恐らく、北海道の家のほとんどがこんな状況だろう。
本当に凄まじい嵐と雪だった。
夜中に何回か雷まで鳴る始末。

この際、1,2メートルくらい積もったら
ヤケクソで面白かったのに。

 


byKTA

実際は、北海道札幌の
風と雪との競演〜真☆雪祭り〜
は今日の、午前中いっぱいをもって
無事に終了しました

ってなわけで、朝おれが仕事に行く時は
クライマックスでかなり盛り上がってたんですよ
とりあえず、いつも7時に出て8時に着くのだが
今日は7時に出て、8時半の時点で
会社までの道のりの半分しか進まないという
脅威の遅さで、車が流れる

たまたま今日の現場が俺の家のわりと近くだったので
直接向かう、それにしても
通常の時間に出社した人が
俺の居るところまで向かってくれたのだが
それはそれ、現場が俺の家から近いということは
会社から現場は果てしなく遠いわけ
ってことで、30分で会社から現場に着くぐらいのきょりなので
9時から仕事を開始・・・・・
と、いきたかったのですが、会社の人が到着したのは
10時を回ってから

その後、その現場を昼過ぎに終え
違う現場へ向かう時は、もう嵐は去っていたのですが
別のものが近づいていました

それはなにか、脅威のミューの低さを誇る
つるつる路面

まいった、雪道ってのは、真中の方が通る量が多いので
だいたい、すり鉢状に、真中だけへこみ
両サイドが高くなってるものなのだが
その微妙な角度で、普通に運転してるだけで
いきなり対抗斜線側へ、もっていかれる

しかもそもそも雪で斜線が狭まってて
2台の車がギリギリの幅で通っていく
ところでだ、おれも3回ほどぶつけそうになった
3回目にぶつかりそうになった時は
前を走ってる車がいきなりケツ滑らしたのか
前方で2社戦前ぶつかって横滞(横だから?)
俺はというとブレーキかけても止まるはずも無く
新雪の降り積もった歩道へ無理やり車体をあて
何とかスピードを殺す、ありゃまいったよ

っと、まぁそんな感じで、今からまた夜勤なんで
ツルツール路面とまた格闘してきます
どうか事故りませんように




1月16日(金)

byKTA

休みだったのに、寝てたらこの時間かよ
なんかすごい損した気分、明日も仕事だし
折角だから今からでもちょっとお出かけしてきます

 


1月17日(土)

今 byFAP

今日も綺麗な青が空に広がっている。
一体、14日のあの祭りはなんだったのだろう。
アレは夢だったのではないか。
ふと、そんなことすら思えてくる。

しかし玄関脇に除けられた雪は確かに存在する。
唯一これだけがあの祭りがあったということを
証明している。

あの大雪の爪跡は大きい。
道によっては歩道が埋まったままだったりする。

あの日の前まで、俺がせっせこと一生懸命
客人車用に除雪していたスペースあった。
今、そこは大雪山と化している。

恐らくKTAが家に来ても車は停められないだろう。
羊蹄山を彷彿とさせるその雪山を見る度、
再びスペースを作る気は失せてゆく。
もう二度とあのスペースは復活することはない。

祭りの日の後、まったく雪は降っていない。
何日かに分けて降ってくれたなら
どんなに良かっただろう。

だが既に全ては終った後なのだ。
何を言いたかったのか、書いてるうちに
わからなくなったので投げやりのまま終る。

 


1月19日(月)

俺と姉貴と軟骨と byFAP

冷蔵庫に肉付き軟骨があった。

数週間前、姉貴が家に帰って来たとき俺に言っていた、
「焼き鳥と軟骨がおいしい店」の軟骨だろう。

姉貴は昨日帰ってきたようだが、
今朝またすぐに別居先へ出かけて行った。
その日俺はKTAの家に夜遅くまでいたので、
姉貴とは顔を合わせていない。

テーブルには駄菓子も置いてある。
恐らくこれも俺のために買ってきてくれたものだ。
何故駄菓子を買ってくるのか永遠の謎ではあるが、
好意を無駄にしないために有難く頂くことにする。

さて、軟骨であるが、これが非常においしい。
軟骨のコリコリとした歯ごたえと
肉の柔らかく確かな歯ごたえが心地よい。
少々味付けが濃いものの、
酒のつまみには最適だろう。

お礼にと姉貴にメールを打った。

「軟骨うまかった。サンキューアネーゴ」

アネーゴとは、アミーゴをなぞった上等のギャグだ。
メールを送る1分前に閃いた、
出来たてホヤホヤのギャグである。
我ながら非常に頭が悪い。

返事が来た。

『旨いと言ってくれたのはお前だけだ(T-T)』

姉貴なんだかとても可哀相。

どうやら俺のいない時に軟骨を食した両親に
辛辣な味の評価を受けたようだ。

そう言えば俺が軟骨を食べてる時の
両親の表情が妙に蔭っていた気もする。
あれは『うわっ、コイツあんなの食ってるよ…。』
という意味だったのだろうか。

 


1月21日(水)

駄菓子 byFAP

前回の日記で触れた、
姉が買ってきた駄菓子の一部を今食べている。

駄菓子とは不思議なものだ。

なにが不思議って、
「ナタデココ」という文字の下に堂々と
「こんにゃくゼリー」と書かれているあたりが不思議。
どっちなんだ! はっきりしろ!

更にそれが蛍光色をしている。
狂気だ。もはやこれは食べ物ではない。
「蛍光色をしたナタデココのようなもの」なんて
劇物以外の何物でもない。

しかも当然のように着色料が入っている。
着色料には人体に害を及ぼすものがある。
無論、及ぼさないものもあるのだが、
出来る限り使わないで欲しいというのが本音だ。

蛍光色のゼリーなんて
食欲をなくす効果しかないと思うのだが、
どうなのだろう。
それともチビッコのトレンドは蛍光色なのか。

 


1月22日(木)

冬の byFAP

時刻は朝の5時45分頃。
もう間もなく6時になろうとしている。
窓から見える空はまだ暗く、深夜を思わせる。

30分前に目は覚めていた。
意識ははっきりとしている。
まだ起きる時間には早いので、
目を閉じて寝転がっていた。



――――――――――――― カツン。



不意に、外から乾いた足音が聞こえた。
この部屋は道路に面しているため、
静かな夜や朝には歩行者の足音が聞こえる。


――――――――― カツン。 カツン。


足音が家に近づいてきている。
しかし、何か違和感がある。
何に違和感を感じているのかはわからない。


――――― カツン、カツン、カツン。


足音は尚も近づいてくる。


――― カツン。




足音が家の前で止まった。

ちょっと待てよ。これはおかしい。
今は冬。
道路には雪が積もっている。
ならば足音は「カツン」という乾いた響きではなく、
「ジャッ、ジャッ」という凍った雪を踏む音のはず。

そう思った瞬間。


カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カ
ツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツ
ン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン


突然、大きな音で連続した足音が聞こえてきた。

おかしい。こんな足音はおかしい。
その不気味さに駆られ、体を起こそうとする。

しかし体は起きない。
金縛りだ。体が動かない。

俺が金縛りに遭う時は、
必ずと言っていいほど首に違和感を覚える。
この金縛りもご多分に漏れず、
首を握られているような絞められているような
心底気持ちの悪い感覚があった。

俺をよく知っている人ならわかるだろうが、
俺は首に触れるものが嫌いだ。
そのためタートルネックの服も着れない。
気持ちが悪くて居ても立ってもいられない。

だから必死でその感覚から逃げだそうとした。
金縛りなんてどうでもいい。
とにかく首に触るその感覚だけはやめてくれ。

カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カ
ツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツ
ン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン

足音は更に続いている。
おかしい。こんな足音はおかしい。
いや、そもそもこれは足音なのか。

カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カ
ツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツ
ン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン、カツン

おかしい。こんな足音はおかしい。
既に外からではなく、頭の奥の方から
音が響いてきているような気がする。

これは足音なのか。
これは外から聞こえてきているのか。
わからない、なにもわからない。
ただただ、首に触れるような
その感覚が気持ち悪くて必死にもがく。

ガッ、と。
振りほどくようにして金縛りが解けた。

窓から見える空はまだ暗い。
首に触れるような感触は消えた。
心底ホッとする。

いつの間にか、あの音も消えていた。
辺りは静寂が包んでいる。

その後、怖くなって窓の外を確認しなかったため、
それが一体なんだったのかはわからない。
夢だったのだろうか。
いや、意識はハッキリしていたはず。

冷静に思い返すと、あれは足音ではなく、
何かそれとは違う音だった気がする。
そして後半、頭の中から鳴っている感覚がした。

果たしてあれは夢だったのか現実だったのか。
何も解決しないままこの日記を終る。
※今日実際に起きた話です。

 


byKTA

そんなふしぎ体験を・・
そういや俺もこの前仕事で現場に行ってたときに
ワックスを塗っていたのだが
とちゅうでトイレがあることに気づいて
ワックスを一時中断
鍵が閉まってたし、電気がついていたので
出てくるのを待つことに
5分ほど待っても出てくる気配が無いので
別の仕事をし始めた

それが終わり30分はたっただろうか
再び戻ると、まだ電気はついていた
いい加減に仕事にならないので
ノックをする
ドアも開けようとしてみた
駄目だ、やはり鍵がかかっている

結局1時間ほどまち、出てこないので
誰かがいたずらで閉めたのだろうということになり
外から鍵を開けた、中には窓も無く
完璧な密室だったのだが、
一体どうやって鍵だけかけたのだろうか?

反動をつけてかかりそうな鍵でもないし
わざわざ、そんないたずらをするような人も居ないだろう

なにより不思議なのがワックスの塗り始めの時は
電気はついていなかったということだ
あたりには妙な違和感だけが残り
答えは見つからないまま
一体アレは何だったのだろうか・・・・・




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