7月3日(日)

「映画の中身と外見」 byKTA

先日FAPとKJとヨドバシカメラをぶらついていると
ハイビジョンだとか、DVDとかの話になった

ハイビジョンはFAPがしてくれた説明によると
従来の倍の走査線が入っているから
きめ細かい綺麗な映像が見れるということらしい

FAPは続けて言う、DVD画質も綺麗だけど
「ハイビジョンの方が綺麗なんだぜ」と
俺はDVDの画質で十分綺麗だなと思うし
これ以上綺麗になってもそんな細かな所見やしないし
「意味の無い綺麗さだよね」と、二人に同意を求めると

二人は首を横に振る、そして
「見ればやっぱ違うよ」とのこと

俺自身コレはハイビジョンの映像ですよ
これがDVDの画質ですよと比べたことが無いので
なんともいえないが
DVDの画質はもう見ていて十分
と思えるレベルにあると思う
(DVDと一口に言っても再生時間とかで画質は変わるのだろうけど)
それ以上画質を良くして見たいなとも思わない


そして音響、これも俺が気にならない音質と言うのが
また微妙な表現になるが
(参考までに言うとMP3でいうなら198kbps前後なら気にならない)
それ以上の音を俺は求めていない
良い音響設備でじっくり聞き比べてみると
違いがわかる時もあるが
言われてみると立体感があるかもしれないな、程度に
でも、映画を見ているときには、そんな細かい音の違いより
生活雑音の方が気になるだろうし、つきつめれば
人間なんて居るだけで雑音を発しているのだから
そんな細かい所まで突き詰める必要も無いと思うし
そんな窮屈な思いで映画を見たいとは思わない


もっとも、俺もどちらも同じ値段であれば
良い物を買うとは思うのだろうけど
今の時代はその高レベルすぎる微妙な違いに
大金がかかりすぎる
その「微妙な差」の価値は人それぞれで
個人差があるので俺がどうこう言う所ではないが
俺はどうもなぁと思う

そして、映画に関して言うのであれば
結局の所、映像や迫力を追求してみても
ストーリがクソならクソ映画だし

金をかけなくても本筋のストーリーが面白い映画は
金をかけようが、かけまいが面白いのだ

それにしても映像関係でなくてもそうだが
最近は人間の限界にデジタルの限界が
追いついてきているような感じがする
そしてその人間の限界に追いついてきた
デジタルの目標はアナログというからまた面白い


byFAP

『ハイビジョンは従来の倍の走査線』と言ったのは
私ではなく、確かKJ氏だった気がする。

それは置いといて。
私がより精細な画像、より高音質な音響を求めるのは、
『人間のテクノロジーはどこまで行くのか』
『実際にその高いテクノロジーを体感してみたい』という
知的好奇心によるものが大きい。

上の日記を見るとKTAは
『映画はストーリーがすべて』と言っているように見える。
確かに、映画はストーリーが重要であるが、
精細な画像や音響効果も、それを引き立たせるもの
として重要なものなのである。

精細な映像や音響というものは、例えるなら
ラーメンに入っている具や薬味のようなものだ。

ラーメンそのものを楽しむだけなら、
麺とスープがあればいい。
だが、そこにチャーシューやネギなどの
具や薬味を入れることにより、より一層味を
引き立たせることができる。

同じように、精細な映像や音響があれば、
感動するストーリーはより感動的になるし、
腐った映画でも『音響効果は良かったよね』などと
賞賛する要点が増えるのだ。
(逆に、不満になる要点が増える場合もある)

映画にとって、精細な映像や音響というものの目的は
『観客をより映画の世界に没入させること』である。

そのためか、より鮮明な上下の音像移動などを
実現する22.2chという、ch過多とすら思えるものが
研究されているというのだから面白い。
テクノロジーの進歩はとどまる所を知らない。

ただ、立体音響に関してはまだまだ先は長いとは思うが、
KTAの言う『高音質』というのは、確かに私も
これ以上進化してもどうかとは思う。
192kbpsは本格的な再生機器で聴くなら
どうかとは思うが、CD並みの音質(約1400kbps)での
音の違いは、もはやその人の『体調』や『気分』、
再生機器特有の癖によるものが
大きいように私には思われる。

とは言っても、実際にSACDなどを相応のシステムで
聴いたことがないので、私の言葉に説得力はない。
本格的な再生機器を使って聞き比べをしてみた場合、
ハッキリと感じられる違いがあるのかもしれない。
やはり『現在最高の音質』と言われるものを
一度は体験してみたいと思う。

それと映像に関して、KTAは
『DVDの画質はもう見ていて十分と思えるレベル』
と言っているが、それは画面の大きさによると思われる。
今や30型以上の画面は当たり前の世界になり、
大きな画面になればなるほど従来の画質では
映像が荒っぽく見え、それが気になってくる。
そういった映像の破綻を解消するために
より高精細な画質が求められているのだと私は思う。

映像、音響、共にどのレベルで満足するかは
人によりけりというのは承知の通り。
ただ前述した通り、私はテクノロジーの進歩を見つめ、
それを体験してみたいとこれからも思うだろう。



byKTA

そういや、書こうと思いながら書いてて
画面のサイズについては触れるの忘れてた
俺はあんまり大画面に興味ないってのと
あんな高い金を出して
大画面のテレビを買うメリットも見当たらないかなと

それと俺の言ってるのはラーメンで言うと
薬味の無いラーメンではなく
もう既にチャーシューは入ってるけど
そのチャーシューもうまいのだが
もう少しだけ美味しいと感じれるチャーシューに
取り替えるのに500円追加料金がかかりますとか
そういう例えの方がいいかな

基本的には俺も最新鋭とかに興味があるから
タダで試せたり、同じ値段で購入できるなら
聞いてみたいし、見てみたいと思うよ
ただ、それを自分で買おうとは思わないほど
値段の割りにたいした差じゃないと思うのよ

コレはまさに個人差の話だけどFAPが言うほど
映像や音響ではストーリーを際立たせないと
俺は思ってるしね

結局の所、最近のデジタル製品は
コストパフォーマンスが悪すぎると思う
と言うのに要約されてるよ


byFAP

入門機〜中級機近くまではCP(コストパフォーマンス)は
充分にいいと思うのだが、KTAが言う『CPが悪すぎる』
というのは上級機のことなのではないだろうか。
AV機器に限らず、上級になればなるほどCPが悪くなるのは
当たり前のことのように思える。
それを一纏めにして『CPが悪すぎる』というのはいかがなものか。

しかし、なんだな。
魅力を感じていない人には、
何を言っても無駄だということがよくわかりました……。

アレだ。
『意味のない綺麗さだよね』とKTAに同意を求められた時の
私の気持ちは、例えるならKTAが
大型バイクに対して深い興味のない人に
『大型自動二輪のパワーって、意味のないパワーだよね』
と言われた感じに近い、と言えばわかってもらえるだろうか。

何を説明しても、『俺、パワーとか速さには興味ないんだよね』とか
『大型バイクはCPが悪すぎる』とか言われて否定されると、
「何を言っても無駄なんだな…」と結構やるせない気分になると思う。


byKTA

なんだか趣旨がずれた気がしたからレスを返したけど
みんなはどう思ってるかはしらんけど、そんな金だすほど違いがわかるのかい?
だったら良かったね、俺は残念ながらわからなかったよ
と言うことで

結局コストパフォーマンスが良いか悪いかは本人が決めるから
つか、悪いと思ってる人は買わないだろうしね
そこに要約されてると書いたのは、俺の意見はこうだよーって
言う意味で書いたんで一般論ではないからねぇ
いかがな物かといわれても、ちと困るのだが
バイクも音響も映像もわかる人が楽しめれば一番良いんじゃない

なんつーかほんとは、本筋が重要で飾りはそんなに重要じゃないんだぜ
見たいな事を書きたかったんだけどなぁ、 駄文に終わったね


byFAP

んー。『"最近の"(←ここ重要)デジタル製品は』と書かれていたら
「昔の製品と比べて」という意味に取られるわけで、
そういう意味で取った場合、最近のデジタル製品は
昔と値段が同じくらいかむしろ安くなったくらいで
色々な機能が付加され性能が上がっている分
CPはいいハズなんだが、と考えちゃうわけよ。
それで「CPは悪くないだろう」と。

あと映画は本筋が重要なのはわかるけど、
映画というのは話・絵・音が一つになったパッケージなわけで、
絵と音を蔑ろにしちゃ駄目だと思うんだよな。
少なくとも、ストーリー性の薄いアクション映画などだったら、
映像と音による演出は特に重要な部類に入ると思うし。



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